躍進の影に
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yomo
2006年05月29日 02:17 visibility35
交流戦に入り、とても好調なのがヤクルトである。
交流戦前には借金7が、現在貯金2。怒涛の勝率をあげている。この要因は簡単に言うと打線だが、特に1番青木の活躍ではないだろうか。最近打率5割以上、盗塁も開幕から20を数える。交流戦前は低打率にあえぎ、クリーンアップも走者のいない打席で、投手優位の状況が多かった。交流戦に入り、1番青木が塁に出て、2番リグスからいきなりの重量打線+青木の足が相手バッテリー+内野人をゆさぶっている。打線自体は左右の投手にあまり影響されず、固定メンバーだが、パリーグのDH的な野球をしていると言える。ここしばらくは、この形でも勝てるだろうが、心配なのは疲労からくる怪我ではないだろうか。特にラロッカは昨年怪我多発、今年も毎試合出場しているようで、どこかでしっかり休ませる必要がありそう。また、宮出・リグスはフルシーズンの経験がない、うまく休養を与えながらシーズン終盤まで戦力を維持できるか、若干野手の選手層の薄さが気になるが、投手が徐々に整備されてきているだけに、この試合は完全休養という大リーグ的な手法が必要ではないだろうか?古田監督の手腕が1年目から試されており、非常に楽しみです。
そして、セリーグは現在、巨人が調子を落としています。怪我人続出・個々の調子低下と最悪に近い現状です。エース上原と高橋由伸の完全復活が待たれます。また、敗戦が続く=視聴率も心配ですね。
かたや、阪神は西武―阪神戦の観衆が2試合続けて3万人台を記録し、3連戦の合計は、ゴールデンウイーク中に行われたソフトバンクとの3連戦を1万人以上上回る93549人とインボイス西武ドームの記録を塗り替えている。関西だけではない阪神のファン。思い切って、全国放送で阪神戦を中心とした中継を地上波でやってみたらどうだろうか。あの阪神の応援はテレビ中継でも十分迫力があり、野球を観たくなる、そして野球人気は衰えていないというアピールにもなるかもしれない。
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