フェニックスリーグ観戦その1

  • DIME
    2006年11月01日 03:25 visibility136

 

試合の内容に関してはこちらで確認してください、教育リーグの試合ではますます勝ち負けには興味ないので。。。ええっとソフトバンクが勝ったのか。

http://www.softbankhawks.co.jp/farm/scores/06/10/21.html

http://www.giants-venus.net/eastern/10-21.html

http://www.giants.jp/G/phoenix2006/eastern_20061021_01.html

 

三木均に関しては打たれても失点はしないという自分の特性を生かしており、コメントでもただ結果だけでなく新しい球種を試しているなど勝ち負けなどよりよほど大事な「育成」を見据えて与えられた場を活用していてこちらも非常に素晴らしい。

 

酒井順也に関してはその時間はブルペンで指導する尾花コーチにくっついていたので良くわからず。山口鉄也・福田聡志に関しても同様。福田聡志に関してはフォームの安定が戻ってきているようなのでその点がよかったかな。

 

野手の方は打者は特に見ていなかったのだけど、どうも戦力外&怪我人の影響で内野手が4人ぴったりしかいなかった模様。岩舘学はもともと怪我で不参加だし、長田昌浩は宮崎に入ってから怪我をしたのか練習にも参加していなかった。ってことで古城茂幸・十川孝富・吉川元浩・小坂誠という全員今年1軍経験アリという布陣、なんだかなぁ。

外野の方はレフト梅田浩にライト山本光将、「逆だろう」と思わずツッコミいれてしまった、独り言なんて恥ずかしい。多分練習のために守らせているんだろうけど。案の定守備位置に慣れていない事を露呈し、アイビーの広さもあいまって右中間・左中間のあたりがことごとく3塁打(まぁこのあたりはソフトバンクも似たようなもんだったけど)。本来の守備位置でないという事情を知らない地元のお客さんが下手だなぁと評していた程度、といえばわかるだろうか。まぁその中でも梅田浩は2死満塁で頭上を抜けそうなあたりをランニングキャッチするなど守備センスは見せていたので十分及第点。山本光将は1本突っ込めば取れそうなあたりを突っ込まずにヒットにしていたなぁ。大野さんにブルペンからヤジられてました。

 

 

あとは試合そのものじゃない話。

 

まず試合のアナウンス時に公式記録員の発表がありませんでした、やはりフェニックスリーグでは公式記録員がいない=公式記録が残っていないようです。

いくら教育リーグとは言え、NPBの認めるリーグ戦である以上これはいけないと思います。もちろんお金はある程度かかることだとは思いますが、記録員もしっかり用意して欲しいものです。

 

逆に巨人ですが、1軍スコアラーが3名乗り込んでしっかり分析していました。もちろん機材も1軍用のモノ(スピードガン・スコア記録専用PCなど)をつかって。もちろん2軍スコアラーも1名いてこちらは別位置から打者を記録していたようです。どっちかという自軍選手の記録が主目的だったのかな。

ちなみに対ソフトバンク・阪神と見ましたがソフトバンクの場合はスコアラーらしき人は存在せず。阪神は2軍スコアラーが1名だけでした。

教育リーグとは言え、自軍のデータをしっかり収集しておくのは(ピッチングの組立てなどはとくに)その選手の指導にも役立ちますので当たり前なんですけど、当たり前のことをしているのは全球団というわけではないようです。

 

後は観客ですが全部で300名ほどだったでしょうか、地元の人が中心だろうと思いますが土曜日ということもあり熱狂的なソフトバンクファンの方も多かったようで大旗もあったようでした。

ただ素晴らしかったのは応援スタイル。メガホンを使って自然発生的に拍子をとっていて、ヒットが出れば自然に拍手、点を取ったら自然に拍手。試合の邪魔にならない上に応援としても申し分なくまた応援者がしっかり野球を見ているんだなというのが見て取れました。

翌日に阪神戦を見ていたのですがその応援団とのあまりに違いすぎました。前者は野球を見るのが主目的でその為の応援であるならば、後者は応援するのが目的で野球はただの応援対象という感じでしょうか。

巨人の攻撃になったら半分以上の人が裏に引っ込んで見えなくなって、様子を見に行ったらタバコをすって雑談してるし、7回にはわざわざもちこんだのかジェット風船を使っておきながら試合中や試合後にその飛び散った後のゴミを回収するそぶりもなく帰ってしまったり。しょうがないので試合後に拾って捨てておきましたが。

フェニックスリーグはお金をかけていないので最低限のボール回収のアルバイトしかおらず球場の清掃員なんて用意してるはずもありません。にも関わらず勝手に持ち込んで勝手に使っておくならちゃんと後片付けぐらいして帰ってください。そういうのがわからないのであれば安易にあぁいうものは使わないで欲しいものです。

って話が逸れましたが、ソフトバンクの九州全体への浸透とそのファンの野球を見る目が肥えているのがよくわかりました。

 

 

試合後の練習では小坂誠が付きっ切りで吉村監督から指導を受けていました。

三浦貴が今シーズン中盤指導を受けていてその後イースタンリーグの終盤戦で4番にすえられて結果を出していたし、その前は確か脇谷亮太が付きっ切りで指導を受けていたと思います。

いつも話を聞いているんですが、監督の指導は技術的なものが多くその内容も論理的でありながら非常に単純明快に問題点を指摘するので聞いていても勉強になります。

ちなみにもう一つ特色として、問題点をどう改善しろとは監督は言わない気がします。結果としてどういう改善になればいいかを指摘するだけでその方法はいくつか方法を示しながら自分にあったものを見つけなさいという感じですね。

小坂誠の場合は詳細は省きますが右足の使い方とそれに伴う視点移動に関しての現在のフォームでの問題点の指摘でした。この指導がうまくいってくれるといいのですが。ちなみに翌日の試合ではその部分で小坂誠が試行錯誤を繰り返していました。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。