岩舘学トレード他選手動向

  • DIME
    2009年11月11日 22:15 visibility233

日本シリーズ、本当にお疲れ様でした。
楽しかったです、単純に試合として楽しいものが多かったです。意外と平々凡々と終わることも珍しくない日本シリーズですが、今回はそうじゃなかった、両軍ともお疲れ様でした。

あと、松本哲也がゴールデングラブですか。主観的印象で選ばれるものだからまぁ人気投票に過ぎないんでね、そんなもんですよね、やっぱり。
日本シリーズとか見てるとやっぱり決して守備上手じゃないよなぁとか思ってるんですけど。足が速いけどスタートが遅いからトータルで平凡、あと肩は決して強くも無いんだけれど、コントロールはいいのよね。
ってのも印象論なわけですが。これは最初に見た頃の印象が根強いせいなのか。

さて、本題。最近の選手動向あれこれ。
中里は面白いと思います。
制度が形骸化しないように決まっている(といっても明文化されてるかは微妙)のは、トライアウト前の獲得の禁止。
自由契約を経て他球団に入団するにはトライアウトを受けなければならない、というようなルールもないです。
だから、このタイミングで入団が決まるのはどこにも問題ありません。たとえば藤田もトライアウトは受けず、当日午後の解禁直後に入団交渉という経緯だったはずです。
オフの寒い時期にムダに投げさせるのは怪我等を考えると多大なリスクですからね、判断材料揃ってると思うなら受けさせない方がいいです。

で、竹嶋祐貴と伊集院峰弘が戦力外ですか。
巨人に限ったわけでもなく、ここ最近は高卒の早い見切りが目立ちます。特に一部の球団では明らかに認識が変わっているのかなと思います。ソフトバンクとか
これはいつだったか、「先を思えば、早めに見切るのも本人のため」というような考え方を清武氏がコラムで書かれていたと思いますけど、それも一つの考え方でしょうし。
ただ、特に伊集院は本当に解せません。獲得当時に何故このタイミングで高卒捕手を獲るのかわからないと書いたと思いますが、結局これではわからないままです。
どういう長期計画を描いていて、どういうリスクに対する備えとして選択して、結局どこが見込みと違ったからここで戦力外とすることになったのか、わからないですね。
単純に谷内田とかの方が良かったから、とかならわかるはわかるんですけど、根本的な説明にはなってないし(別に谷内田がいなくても他に出場機会を与えたい捕手はいたわけで)。

岩舘学が日本ハムに行くそうですね。
最近ずっと日ハムと蜜月関係が続きますが、両チームが互いに損得を割り切れているからだと思います。結果的に双方とも好成績を残しているのは個人的には決して偶然ではないと思うんですが。
「動く」というリスクをおかさないと得られないリターンはあるはずで、結果的に成功だったか失敗だったかはともかく、動いたことだけでまず評価に値する。
岩舘学は、もったいないなぁと思っていた選手でした。個人的にはシーズン中にトレードがあってもおかしくは無いと思っていたぐらいです。
どんな選手って言うと、内野は全部守れます、下手と感じたことは無いですね、ってぐらい。いわゆる「二番打者」っぽい方向性に自分の独自性を見出そうとしていたんですけれど、別にそんなことしなくていいのになぁと思っていたような選手。
2軍での話になってしまうのですが、去年崖っぷちのところで長打率が切るには惜しいだけの伸びを残して、自力でもう一年巨人に我慢させました。
ところが坂本の予想外の台頭っていうがあり、年齢構成を考えると、打てなくてもいいから若い選手出してたほうがいいやって流れになっちゃったんですよね。
チーム全体でのプラスとマイナスが平均的なところに収まっていれば、岩舘には出場機会がある程度あったはずです。ところが今年の場合は坂本ひとりでプラスに大きく偏ったので、マイナス方向での場合の備えだった岩舘は余ってしまった。
ここで今年が平凡な成績だったとすれば普通に自由契約ってところなんですけれども、今年も2軍ではある程度の長打率を残してました。打席数が少ないからマギレの可能性も高いんですけどね。
2軍でくすぶっている選手の中では面白い選択肢ってところでしょうか。正直なことを言えば、今年戦力外になっていてもおかしくは無かったと思いますが。
これ以上はこの2年を見ていないので申し訳ないんですがちょっとわからないんです。この2年で2軍の数字ががくっと変わってきたもので。
「出目」が違えば、今年1軍である程度の打席数我慢させられていてもおかしくないぐらいの選手だと言えます。活躍を期待しています。

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