質問。
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DIME
2008年08月11日 17:22 visibility113
甲子園は、現時点で何試合消化して、大会全体で何本ホームランが出てるのでしょうか、どなたか教えてください。
見ているだけでの印象で言えば、結構な本数が出ている気がするんですけど、調べてみても大会全体での本塁打数がわからなくて。かといって1試合ずつ調べる元気もないです、歯が痛くて。医者に行ったら、結構根深い状態みたいで。
閑話休題。
なんでそんな事が気になるのかと言うと、先日も書いたんですが、東京Dなり他のところなりで本塁打が増加する傾向にあるのは、いわゆる「飛ばないボール」の使用をやめたからじゃないのかなぁと推測してるからなんですが。
それは別にプロに限った話ではなくて一昨年に色々あった(マスコミやファンの中で取り沙汰された)のでその反動で去年は野球界全体に「飛ばないボール」を使うという事になったが、喉もと過ぎたんでみんな元の普通のボールに戻ったんでないのかなぁって。
高校野球でもその流れが来ているとすれば、例えば大田泰示が今年になって急激に通算本塁打数を積みました事なんかも、ボールが戻ったからだと考えればある程度は納得できますし。
甲子園で言えば、一昨年までは普通のボールを使っていて、去年が「飛ばないボール」になって、結果として、60本→24本と大幅減少(当時の記事を末尾につけておきます)。
で、今年ですけど、既に24本ぐらい出ていそうな気がするんですけど、印象だけですかね。
ちなみに「飛ばないボール」について、道作さんがコラム書かれていましたけど、「低反発球」と表現するのは変だと思うんですよね、下記のような記事も見掛けたんですけど。
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来年春の選抜大会からは、飛距離が短くなる「低反発球」が公式球となる。開発した「ミズノ」によると、飛距離は100メートルあたり約1・2メートル落ちる。
開発担当者は「球の縫い目が高くなって変化球の切れが増し、打った瞬間の感触にも違いが出るはず。本塁打数にも影響するのでは」と話す。
読売新聞 2006/8/17
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縫い目が高くなるのが、どこがどうなって反発が落ちることになるんでしょうか。普通ならでこぼこが増える=空気抵抗が増す、だと思うんですが。
あと、「普通のボール」に戻す理由がないだろうって考えもあるだろうと思います。
それに関しては、推測としては1つ。もし仮に「飛ばないボール」にするためには「普通のボール」よりもコストが高くなってしまうのであれば、それが十分な理由になるのではないかと思います。ボールの消耗とそれに伴う購入費用というのはバカにならないですから。
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甲子園総評…本塁打60から24本に激減、バント復活
第89回全国高校野球選手権大会(22日)――佐賀北が九州勢として13年ぶりの快挙を成し遂げた今大会は、従来の投打にも変化が見られた。
第一は、昨年、ピークに達した〈打高投低〉の傾向が弱まったことだ。昨夏は史上最多の60本に達した本塁打数が、今年は24本に激減した。
その理由には、今春の選抜から甲子園大会で初めて導入された低反発球の効果が挙げられる。本塁打の減少で大味な乱打戦は減ったが、本塁打の魅力を観客に伝えられるスラッガーも少なかった。
春は優勝校の常葉菊川(とこはきくがわ)がバントに頼らない強打で注目されたのに対し、夏は佐賀北、広陵を始めとした各校で“バント復活”が顕著だった。大垣日大・阪口監督は「バントこそ最高の積極戦法」と話す。一、三塁線の内側1メートル以内に打球を転がした大垣日大。準々決勝の帝京戦で、スクイズされた佐賀北の久保が繰り返し見せた本塁へのグラブトスなど、バントを巡る攻守の技術には向上が見られる。
引き分け再試合となった佐賀北―宇治山田商戦を含め、延長戦は最多の8試合に迫る7試合。2度の延長戦を経験した佐賀北と日南学園を含め、12校のうち10校が継投策を採用していた。〈先発完投型〉から、継投を軸にした〈複数投手制〉が定着してきたことの表れで、力のある投手を終盤で登板させる采配(さいはい)が目立った。
8強に、7年ぶりに佐賀北、楊志館(ようしかん)、長崎日大の3校が入った九州勢の活躍も見逃せない。馬場―久保の継投で佐賀北が優勝したことで、複数投手制の流れはさらに強まるに違いない。(杉元雅彦)
(2007年8月22日22時54分 読売新聞)
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そろそろ夢物語をかたるのは止めて、現実的にドラフトを考えていかなければいけないんですけど、分離ドラフトになったというのが非常に問題ですねえ。
分離していたら「世代」という能力以外のファクターの影響をできるだけ避けることができて、その分だけ、より「能力」どおりの指名順になるんでしょうけど、合同だと世代というファクターが加わる分だけ、能力どおりの指名順にはならない=均衡な分配ができない、事になります。
まぁもちろん私は均衡なんてそもそも必要ないと思っているので、均衡されない事を問題とは思っていないんですが、要素が増えた分だけ他球団がどう動いてくるか予測しにくい、ってのが問題です。
他球団の行動の結果として、人気の要素、不人気の要素って言うのが出てくるでしょう。具体的に言えば「高校生左腕」という要素に人気が集まったので、実際には5、6ぐらいが適当なのに、4順ぐらいで枯渇するかもしれない、逆に「社会人野手」なんてのは実際以上に下まで残ってくるのかもしれない。
去年までは戦略的に見て、「この要素」を持ってる選手を指名すればよい、と非常に単純だったんですが、今年は戦術的なところで、ドラフト会議の中で臨機応変に動化すことになるだろうと思います、望むままの要素を満たせるかは微妙ですね。
で、そう考えたときに、ドラフト系の情報とか実際の甲子園とか見てると、今年は高校生左腕が多いような印象が見受けられます。
高校生左腕っていうのは毎年1人ずつ指名してもいいぐらいのモノなんで指名要素からは外れる事はないと思いますけど、例年より多いという事になれば、意図的に指名順は落として(他の要素の確保を優先して)、下位の指名順が回ってきた時に残っている選手から選ぶってぐらいでいいかもしれません。
って思っているんですけど、実際はどうなんでしょうね、高校生左腕は多いんでしょうか。そういう情報の括り方をしている場所がないので今ひとつ自信がない。
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- 事務局に通報しました。
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