補強『なし』ありき
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DIME
2008年11月18日 23:56 visibility179
携帯からなので言葉足らずになる事は先にお詫びしておきます。
私の個人的な考え方として、先発投手の必要性を低くみているのはいつもの日記でわかるかと思います。
これは、先発を軽んじているわけではなくて、簡単に言えば、「それは出来てる前提、ただし要求水準は低くてOK」って考えているんですが、これはまた改めて書きます。
具体的に川上の可能性については、先発投手の件で改めて触れます。結論からすれば、五分五分ってどうってことない意見にしかなりませんが。
どちらも選ぶに合理的な理由があり、そのメリット・デメリットは甲乙付けがたい。
個人的には人的補償のデメリットと今年の出来(の個別の内容の不安点)を重く感じますから、取らない方を支持します。
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で、「先発投手は他に比べて必要性が低い」事を前提にすれば、今年のFAは今のところ動くつもりはないというのは非常に当たり前の結論でしょう。先発投手が中心ですからね。
ただ、この件にかんしてなんか変な捉えられ方を見かけるのがちょっと気になりました。
今年取らない事は補強政策の転換を意味する事にはならないですよ。ただ今年はチームと選択肢が合わないだけ。
「補強ありき」、って姿勢が間違っているように、「補強『なし』ありき」も間違っています。
これはベクトルが逆なだけで、同じ間違い方をしています。順番がおかしい。
先に補強に対する結論があるのはおかしいんですよ。
まず個別の条件(個人の能力、チームの状態、補償条件etc.)で検討するのが先です。っていうかここは独立して考える事ができるのだから、独立させなきゃいけない。
獲得が妥当か否かを考えて、その結論を見た後に、経営条件等を加味して、獲得するかが判断されるのが正しい。
話がそれますが、そういう考え方で動いているならば、結果として、毎年FA補強が続くのは異常です。FA宣言選手の絶対数が少ない事を鑑みれば、独立した検討の結果で『是』が毎年続くのは変。
その変な事が起きていた事に関しては「補強ありき」と言われても仕方がない。
もちろん「補強ありき」だとしても個別の補強で是である補強が否定されるものではありませんよ(笑)。
話を戻して、改めて清武氏の発言だけをちゃんと見てみましょう。携帯からなので引用はできませんが。
一部のスポーツ紙やネット上に見られるような、「補強『なし』ありき」のような事は言っていません。ただ今年のFA宣言選手なら取るに妥当な選択肢がないって言ってるだけです。
なんか、そこが非常に気になりました。そこまでして「補強は悪」という型へのはめ込みがしたいのでしょうか。
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