セ・リーグ観客動員数推移 06-07 速報
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DIME
2007年10月12日 19:50 visibility374
とりあえず集計が終わりました。
詳細を書くのはまた後日にしまして、今日はとりあえず要点だけ。
昨年の観客動員数推移に関してはこちらとなります。
各球団の本拠地主催試合に限った平均観客動員数です。
球団 : 2006 : 2007 : 差異(%)
広島 : 14005 : 15933 : 1928(113.8)
横浜 : 15536 : 17452 : 1916(112.3)
中日 : 33700 : 34880 : 1178(103.5)
巨人 : 41997 : 42864 : 867(102.0)
ヤクルト : 19187 : 18963 : -225(98.8)
阪神 : 46173 : 45630 : -543(98.8)
昨年懸念していたとおり阪神が続落の傾向を見せています。これは2005年頃まで久しぶりの強い阪神に対して急増していた需要がある程度消費されて落ち着いたのだと思われます。別の言い方をすれば強い阪神にファンが慣れて真新しさがなくなってしまったということですね。
ただ下がったとは言えそれでも十分高い数字では有りますのでそこまで気にする必要はないでしょう。
広島・横浜の増加はリーグ全体のことも考えてほんとに喜ばしいことです。
特に横浜は05年と比べれば27.7%アップ。横浜ファンの方のブログなどを見る限りでは現在の経営体制について批判が多く有りますけど、こうやって結果を出しているのもまた確かです。
もちろんそれらの批判もうなづけるものが多いのですが、それとはまた切り離して、何が観客増を呼んでいるのかの分析もしたいところです。
広島については中日戦をのぞいて全体的に動員数がアップ。2000本安打とか引退試合だとか一時的な増加要因もありますけど、それ以外の試合でも順当に増加しています。新球場に向けてこの傾向が続いて欲しいですね。
ヤクルトの減少については、チーム成績が悪かったことに比例して、というのが一般的な見解でしょうが、個人的には違います。これはシーズン当初の日記でも言及しましたが、今年から阪神戦に関してもこれまでは巨人戦でのみ行われていた特別料金を設定したのが影響している、というのが私の見解です。18887
仮に阪神戦が去年と同等の動員数だったと数字をいじってみると、平均は1887人で前年比101.5%となります。
前の日記でも書いたんですが、中途半端な特別料金を設定したが為に、結果的に興行収入の低下を招いているのではないかと懸念します。値段を上げた結果総売上落とすなんてあまりに低レベルで泣けますよ。
中日、巨人は、今年のように最後まで優勝が決まらない=紹介試合が少ない=その分動員数が増えるという循環によって微増したと考えられます。
ただし元々の稼働率が90%近く有ったため増加余地はそれほど多く有りませんから増加はこの程度のものでしょう。
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- 事務局に通報しました。
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