アマって人たちは

どのつら下げてこんなことを言っているのかなぁ。
スポニチ
せっかくだから記念に残しておこう。

「攻めてくるのはプロ側で、学生側は日本学生野球憲章があって守っている。１７、１８歳の子をお金で買うのはやめていただきたい。」
　by日本学生野球協会の内藤事務局長
奨学金、整った設備、甲子園出場を可能とする戦力という餌をぶら下げて、15歳の子をお金で買っている人たちのセリフです。

「子供の成長過程でとんでもないヤツが暗躍している。」
　by日本高野連の田名部和裕参事
そのとおりです。子供の成長過程で、ただ高校生日本一を決める場でしかないはずの大会を商業活動へと変貌させ、そこで生まれたお金を選手や学校に配分するでもないヤツが暗躍していますね。


5年10年たったときに、こういうアマの実態が顕在化してアマ野球が崩壊して最も優れた選手を抱える組織（まぁ普通はプロでしょう）を頂点として日本野球界が１つのピラミッドヒエラルキーになっていて、これらの発言が笑い話になっていて欲しいものです、まぁ無理でしょうが。

ドラフト制度というのはプロ野球内部の制度です。アマにそんなものを拒否する権限もとやかくといえる理由もないんですよ。
むしろ彼らが、自分たちの要望だけで拒否するというのであればそれは学生たちの職業の自由を制限する行為です。
にもかかわらずこんなことを恥ずかしげもなくいえてしまうところに結局彼らは学生を金を生み出せる駒としか考えていない傲慢さが如実に現れて居るように思えてなりません。
自分たちが学生に対する影響力を失ってしまえば、彼らが生み出す利益を自分たちが受け取ることが出来なくなってしまいますからね。