【巨人】 現有戦力評価 Ver.3 外野手編

  • DIME
    2007年02月23日 11:11 visibility187

既に何度か触れてきた外野手の話です。その頃と特段変化したことはないのですが。
キャンプを見てきてだいたい順調に進んでいるってことぐらいでしょうか。亀井と谷あたりは去年の評価よりは高めに見れるかなぁ(去年が低いだけですけど)。

■外野手■


○右打:5名
 ・(梅田浩)

 ・矢野謙次
 ・三浦貴
 ・谷佳知

 ・大道典嘉
 ・(外)ホリンズ
 
○左打:8名
 ・(R)田中大二郎 

 ・亀井義行
 ・鈴木尚広(両)
 ・斉藤宜之
 ・小関竜也
 ・高橋由伸
 ・清水隆行
 ・木村拓也(両)

●異動

離脱

 山本光将

 堀田一郎

 大西崇之

 十川雄二
加入

 田中大二郎 

 谷佳知

 大道典嘉

 ホリンズ

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基本戦略

以前に説明したとおり、昨年の実績だけを見れば他球団でもレギュラーとなれるような成績を残したのは高橋由伸と(甘く見て)矢野謙次だけ。矢野謙次の場合はチームのトッププロスペクトとして優先起用させるにしてもそれでもレギュラーさえ満足に確保できていないのが現状です。
まずは新戦力と現有戦力の評価順位を固めてレギュラーを確定させることが最重要課題となるでしょう。
なので出来るだけ多くの選手にチャンスを与えつつ、同時に誰もが半端になってしまわないように見切りをしっかりする必要があります。このバランスをいかにうまく取るかが今年の重要な戦略となってくるでしょう

異動評価

既に他の日記で書いてきた事の繰り返しになりますが、去年の戦力をあげると6人は欲しい「他球団ならレギュラー」レベルに2名しかいなかったのが実情。
全般的に在籍選手の調子が去年は特別悪かったのだと仮定しても、即戦力が数名はいないともし去年と同じぐらいにとどまってしまった場合取り返しが付きません。
そういう意味で戦力外選手から大道典嘉を(形式は無償トレード)、トレードで谷佳知を、新外国人でホリンズをと徹底しているのが伺えます

逆に1軍でレギュラー争いをするような中堅・ベテラン選手が多くなっていてその見極め・間引きが必要なため、今シーズンは育成にまでまわす出場機会の枠が少なくなってしまうことが容易に予想されます。
そういう意味で育成目的で取る若手を上位指名クラスの素材である田中大二郎だけに絞ったのも正解でしょう。
ただ若手層が不足気味なのも事実なので順番として今年はしっかり見極めを行ってしっかり間引きをして、来季以降に若手を多く加えられるだけの枠を作り出すことも今年の課題となるでしょう。

戦力評価

昨年が30点だとすれば今年は40点、元からいた選手が復調してくれれば50点に届くかというぐらいでしょうか。ちなみに60点で平均的な戦力と思っていますのでまだまだ足りなさすぎです。
FAで大物がいたわけでもないですし、異動分はやれるだけのことはやっていると思いますが、やっぱりこちらも現有戦力が低すぎます。
ただ素材・実績などを見ればもっと出来ていいはずの選手がいますので底上げを頑張って欲しいと思います。

現有評価順位

内野と同様に怪我離脱など現時点での状況は無視、新人・新外国人は期待はしても計算はせず、で低めに見積もります。

 1、高橋由伸
 2、矢野謙次
 2、谷佳知
 4、鈴木尚広
 4、亀井義行
 4、清水隆行
---------------
 ホリンズ
 大道典嘉 
 小関竜也
 木村拓也
 斉藤宜之
 三浦貴
 (梅田浩)
 田中大二郎

外野手の枠はほぼ6名で間違いないと思います。やっぱり谷まで入れた3名とそれ以下において大きな戦力差がある気がします。
これに現在の離脱状況や、控え特性を考えて現時点で6名を選んでみるといかのとおりです。

Regular
 R、高橋由伸
 R、谷佳知

 R、亀井義行
Reserve
 鈴木尚広
 大道典嘉
 清水隆行

現在の外国人の状況を見ると、パウエル・李承ヨプ・姜建銘のいずれも大きく調子を崩しておらずゴンザレスの調子も良いので外国人枠の関係でホリンズは外しました。

ポジション別順位

ごくごく一部の選手を除き(清水隆行でさえセンターを守らせていた)複数ポジションをやらせていてはっきり言ってあまり関係ないと思うので割愛

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おまけ

やっぱり絶対足りない、足りてない、足りなくなる。
キーパーソンは亀井義行と鈴木尚広、というか原監督、その起用方針。
亀井義行にかんしては前に書いたように、我慢して使ってもらえばもらうほど悪くなっている。ウィンターリーグでもそうだったがどうもスロースターターのきらいがある。“調子が悪くても期待込みで使う”というのは逆に亀井に関しては逆効果であろう事はここ2年の起用でわかるはず。調子が悪いようなら控えに置いたりせず2軍で少しでも出場機会を与えて復調をはからせた方がいい。
鈴木尚広にかんしては、どれだけ足があろうとも出塁できないようなら意味がない。出塁率が低くて走れる選手より、出塁率が高くて走れない選手のほうが得点に結ぶ付く可能性は高い。ピンチランナーという起用方法もあるのだから、レギュラーにこだわらず柔軟な起用を求めたい。
去年のデータを見る限り、一番ネックになるのは選手云々より監督、そんな気がする。

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