新庄剛志の今
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あっちゃん
2009年05月26日 21:43 visibility720
今日、こんなコラムを読んだ。
とても共感し、また、忘れないでいてくれる人の存在がうれしくて、思わず貼り付けてしまいました。
たまに、TVで元気な姿にお目にかかることができるのは、うれしい。
だけど私も、野球に関わってくれないことに、寂しさを感じているファンの一人です。
新庄剛志ブログから薄れていく野球のにおい
山田隆道のブログに茶々々! 2009年5月26日(火)
(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/text/200905250006-spnavi.html)
■野球のにおいをまったく感じないブログ
「新庄剛志オフィシャルブログ」【スポーツナビ】
1990年代、最下位が指定席だと笑われていたころの阪神暗黒時代にあって、新庄剛志だけが希望の光だった。俊足を生かした抜群のフィールディングとレーザービームと称される強肩、チャンスに強い意外性のあるバッティング、独特の華やかなキャラクターで、負け犬根性が染みついた甲子園の観客に夢と感動、そして笑いを与えてくれた。
今でこそ、米大リーグや北海道日本ハムでの活躍や引退以降のタレント活動のイメージが強くなり、すっかり阪神の枠を飛び越えた存在になっている新庄だが、僕の中ではいつまでたっても虎のプリンス。掛布とは一味違ったダメ虎時代のミスタータイガースだと言い切ってもいいぐらい、僕は新庄が好きだった。
だからこそ、新庄のオフィシャルブログは何だか切ない。野球の話題といえばことし3月7日付けの日記の冒頭で「WBCはじまったね〜」と軽く触れているだけ。それ以外はすべて日々の芸能活動や最近いたくはまっている様子の絵画についての話題ばかりで、野球のにおいすらまったく感じないのだ。
■無性な寂しさとやりきれない想い
確かに現在の新庄はプロ野球のOBというより、マルチタレントである。野球に関する活動は一切行っておらず、タレント活動のほかに実業家としての商品プロデュースや画家としての創作活動、さらには「タノシンジョイ」という競走馬の馬主にまでなっている。今後は俳優業や音楽活動にも進出する予定らしく、その自由奔放な生き方、沸き起こった衝動に対する素直さは、ある意味、新庄らしいと言えなくもない。
だけど、寂しいんだよ、新庄。ほかにやりたいことが見つかったのは素晴らしいことだけど、それでもブログぐらいでは野球について触れてくれたっていいじゃないか。ブログぐらいでは元プロ野球選手を感じさせてくれたっていいじゃないか。
毎日とは言わない。1週間に1度、いや1カ月に1度でもいい。ごくたまに、あの新庄が野球を語る。新庄がWBC優勝をどう見たのか、ことしのペナントレースをどう占うのか、古巣である阪神や日ハムへの想いは……。
これは良い悪いではなく、一介のファンの素直な希望である。今から20年前の89年に阪神に入団してきたころから、ずっと新庄に一喜一憂してきた僕は、新庄から野球の匂いが薄れていくことに無性な寂しさを募らせてしまう。
この先、もしかすると「新庄って元プロ野球選手だったんだ!」なんて驚く子供たちも現れるかもしれない。新庄が「俺も昔はちょっと野球かじってて〜」なんて言ったら、それがギャグになってしまう時代が来るかもしれない。
うーん。どうしてもやりきれない。あのころ、赤いリストバンドをつけた縦じまの背番号5は間違いなく甲子園の華だったんだから。
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