野球の基本

先週の少年野球の試合で、少年達は、ランナーとしての基本ができている選手と、


まだできていない選手がいるなと感じました。


 


例えば、ランナーが出たとき、リードをするわけですが、


投手が投げたあとに少し余計にでる、いわゆるリードオフや、


投手がパスボールをしたときに次の塁に行くかいかないかの判断など、


野球をずっとやってきた、もしくは見てきた人にとっては常識とさえ思えることが、


まだできていない選手がいました。


 


例えば、ランナーが一塁にいて、投手がパスボールをして捕手がボールを追っているのに、


一塁ランナーは二塁にいかず一塁に止まっていたり、


 


三塁ランナーで、「パスボールしたら走る」という規則だけが頭に入っており、


パスボールが起きて、キャッチャーが後ろにそれたボールを拾って、


(少年野球の場合、ホームベースの後ろのネットの距離が近いので、


パスボールしても捕手がすぐにとってホームベースに戻ることができるときがあります)


ホームベースで待っているにも関わらず、


無謀にホームへ走ってタッチアウトになったりと・・・


 


そういえば、自分も昔、フライでアウトになったらランナーは戻るというルールを知らず、


フライでアウトになっても何もわからず、次の塁にたってたこともありました。


やはりこの世代には、こういった細かい部分も含めて、


野球を勉強していかなければいけないのだなと、強く感じました。


 


練習を通して、試合を通して、選手らには色々な経験をしてもらい、


正しい野球のセオリーを学んでいって欲しいなと思います。


 


ただ、コーチとして意識しなければいけないのは、


こっちが過剰に教え込んでもいけないのかなということです。


 


色々知識を言いまくり、彼らの頭に入りきらないにもかかわらず、


自分が指導したことで彼らが理解したと勝手に感じ、


実戦で失敗したときに「この前教えただろ!」と怒るのは、よくないことでしょう。


 


大切なのは、彼らがしっかりを吸収できるか?


そして、こっちが教えるだけでなく、選手らも失敗を通して、何か学んでもらうことでしょう。


 


彼らの持っている才能をフルに発揮させるためにも、


コーチも精一杯頑張っていこうと思います!

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