ちょっとイイ話17 清原和博とマルちゃん

え~、マルちゃんと言っても、ちびまる子ちゃんではありません。


もちろん、赤いきつねでもありません。(笑)




2000年当時、巨人に所属していた清原選手は、故障がちで打撃不振も重なり、

二軍落ちすると、オーナーから「勝てる要因が増えた」などと酷評されていました。



その清原選手は、同じポジションを争うライバル関係だった同僚の外国人、
マルティネス選手に対して許せない思いがありました。

清原選手は苦労して肉体改造して体を鍛え上げているのに、
マルチネス選手は、スポーツ選手とは思えない巨体を揺すりながら、凄い打球を飛ばしていました。


「何でワイがあんなデブに負けるんや!」


その後、必死に頑張ってやっとの思いで一軍復帰した清原選手。


そして、復帰後初ホームランを放った時でした。


ゆっくりとダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ると、
他のナインに混じってマルティネス選手が大喜びで祝福してくれました。



その時、清原選手は思いました。


「ワイが復活したらマルちゃんはポジションを奪われるかも知れへんのに・・・」


「マルちゃんは自分のことのように喜んでくれた。」


「ワイは何てつまらん、小さい男や。」



それ以来、清原選手はマルちゃんを親友と認めるようになったそうです。






(^_-)

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