ちょっとイイ話11 鈴木健の引退試合と横浜村田のイキな計らい

今回は賛否両論あるだろうと思いますが、

鈴木健の引退試合での村田選手のプレーを取り上げたいと思います。

 

 


鈴木健選手は、西武~ヤクルトと渡り歩き、

2007年に20年間のプロ野球生活にピリオドを打ちます。

 

 

現役最終打席は10月4日の横浜戦(神宮)で、

8回裏1死の場面で宮本慎也選手の代打で出場します。

投げるのは横山道哉投手でした。

 

 

内訳はこんな感じです。

 

 


 1球目 ボール
 2球目 空振り(フルスイング)
 3球目 ファール
 4球目 ファール
 5球目 ファール
 6球目 ファール
 7球目 ボール
 8球目 ファール
 9球目 ファール
10球目 ファール

 

 

ファールを重ねるたびに球場がどよめき、異様な雰囲気になっていきます。

鈴木健選手も何か言っているようにみえます。

 

そして、横山投手もオール真っ直ぐの魂の投球。

 

 

11球目 ファール

12球目 ファール

 

 

そして、問題の13球目が投じられました。

打球はサードのファールグランドへのフライ。

 

しかし、サードの村田修一選手は捕球可能な打球を見送ってファールに。

球場は再び大きな歓声に包まれます。

 

実況アナウンサーも解説者もこのプレーに対して好意的な発言で、

横浜の大矢監督もニッコリしています。

 

 

13球目 ファール(村田捕らない)
14球目 ファール 
15球目 センター前ヒット

 

 

結局、最後は粘りに粘って最終打席を見事にヒットで飾りました。

家族もスタンドから見守っていたようでした。

 

 

私自身、この試合は、youtubeの動画でしか見たことがありませんが、

正直、非常に感動しました。

 

恐らく早いカウントでファールフライを打ち上げていたら、

簡単に捕球されていたかも知れませんが、

10球以上に渡って粘った結果が村田選手のあのプレーを生んだ気がします。

 

 

PC限定ですが、動画を貼り付けてみました。


 









 

 

 

サンデーモーニングの大沢親分と張さんからは、「喝」を食らったようですが、

私は「アッパレ」を上げたいプレーだと思いました。

 

 

 

 

 

ちなみに、こんなイキな計らいを見せた村田選手ですが、

 

 

広島の佐々岡投手の引退試合の際には、

ホームランをかっ飛ばしてしまったことは内緒です。(笑)

 

 

 

(^_^)v

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