【サッカー 甲府】広島1-甲府1 喧嘩両成敗といえば聞こえがよいが

 ゲーム終了後のビールのあてを、手羽先にするのか、お好み焼きにするか、前節終了まで勘考した結果、コールリーダーF崎くんの前節の「広島へ」発言も大きな要因となり、結局のところ、土曜日の午前11時過ぎには、瑞穂運動場西駅ではなく広域運動公園駅に立っていた。


 


 結局のところ、相性の良さだけでドローになったようなゲーム。両チームとも悔悟の念のみが募る後味の悪いゲーム。


 


 まずもって、両チームとも野戦病院状態になったのは残念なことこの上ない。結局ここまでアグレッシブに行くようなゲームだったのか疑問が残る。それこそ、両監督ともまさあのような形で交代カードを切ろうとは開始のホイッスルが鳴る直前まで思っていたに違いない。


 最初に交代カードを切らざる負えなかったのは、甲府、開始早々に克哉を脱臼。それでもばたつくことなくゲームを御すことができ、流れからの待望の得点。ゴール裏での♪プロポーズ大作戦♪は私にとってはすごく久しぶり。


 その後、再三にわたる広島の攻撃も三度・四度パターンが同じにかかわらず、オフサイドで凌ぐことが多くなってきた。オフサイドトラップといえば聞こえはよいがその実、広島の飛び出しがワンテンポ早かったに過ぎない。


 それでも、大宮戦とは打って変わって、積極果敢にあたりに行く場面も目立つ。


 


 技量がそのチームに備わっている場合ならば、あたりに行ってもそれがプレイヤーに行くようなことはないのだが、力量が二流の我がチーム。残念なことに突破されたミキッチを内田の不用意なプレーでPKを与えてしまうことに。ここで勝ち点2分がスルリとその手から滑り落ちた瞬間。


 


 結果はそれまでにあったチャンスを十分生かすことができなかった自己責任。1点取っただけで勝てないことは柏戦で経験済みのはず。


 


 後味の悪さは、けが人の多さだけではない。最後の最後に、アデッショナルタイムに乱発されたイエローカード。もし、ゲーム序盤から出ていたのならもう少し落ち着いたゲームになっていたはず。


 さらに疑問に思ったのがゲーム前の芝生への散水。小瀬でも4年程前は意味もない(といっては語弊があるが)散水をし足を取られるは、ボールは飛ばないは散々。


 土曜日にあれほど散水する必要があったのかは疑問符。


 


  今日の中国新聞、得点できずに悔しがる佐藤寿人。外してあのような顔をするプレーヤーが甲府にいないのは残念至極。


 夕方、お好み焼き屋で反省会。店を出た時間は激しい雨。きっと勝ちきれなかったことを悔やむ佐藤寿人と李忠成の涙雨。


 


 水本裕貴の怪我は、お大事に十分養生願いますと伝えたい。


 


 

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