【サッカー 甲府 清水】呪縛から解き放たれるか否かは今後の課題

 それこそ別の大手SNSの日記で、「清水本妻、甲府は二号、遠く福島お妾さん」と公言ている。自嘲気味に、松尾山の金吾中納言秀秋、洞ヶ峠の筒井順慶といってみたりもした。ただ、土壇場で表裏転換するわけではなく、はたまた南宮山の吉川侍従広家のようにまったく動こうとしないわけでもなく、考えてみれば、従前より、旗幟を鮮明にている訳で我ながら筋の通った二股膏薬ぶりではある。大体、二股膏薬は、太田(コースケではない、ケースケ)や、谷川、松島仁がいたころからの筋金入り。


 


 そんな、話をするのは結局のところ、応援するチームの激突だからこそ。


 11年ナビスコ予選リーグ第一戦は、甲府のホーム、中銀スタジアムでの対戦、ゆえに戦闘服は当然のことながら赤青。


 けだし、この対戦カードいつも青赤を着ているわけではなく、昨年の雨中のアウスタでのPSMでは、オレンジを着てたし、一昨年の鳥取でもオレンジ。青赤を着てゴール裏に陣取っていたのはそれこそ、4年も5年も前の小瀬でのこと。


 いかんせん出自が近いところにあったせいか、甲府が清水に苦手意識を持っているようで公式戦で、清水から得点を奪ったことすらない体たらく。合わせて、両チームとも、降格圏を右往左往する体たらくであっては、ゲーム開始前の私個人的予想は、スコアレスドローかよくて1-1の引き分け。


 


 いつものように震災復興の寄せ書きを実施。今回は後援会ブースがないことから、スタジアム正面で行うことに。この模様はJsゴールにフォトで取り上げられてました。


                


 


 さて、これまたいつものようにビッグフラッグの運営のためバックスタンドに行くと、アウエイゴール裏は、オレンジ一色。奏でるサンバのリズムの小気味よいこと。体がパブロフの犬が如く無条件に反応。いかんいかん、ここは俺たちの夢叶う小瀬。


 目を転じて、ホームゴール裏といえば両サイド脇に空席が目立つ。今日も行けなさそうな予感。


 


 ゲーム評といえば、相対的に荒削りなゲーム、悪く言えば下手の極み、グズグズ感に目も当てられない。


 結局のところ、清水はチーム自体が若すぎでボールがなかなかおさまらない。大悟あたりががゲームを御すべきところその任に非ずといった感じ。


 建平の飛び出しにもヒヤリとさせられたが、それ以上に荒谷の飛び出しにもひやひやもの。さらには、一人で突破し絶妙な位置まで来た元紀が最後に、こけつまろびつするさまを見て、「荒谷も元紀もバカ!!」前にいた女の子がちょっと驚きの表情。(ごめんね)


 前半は、互いに自分自身で墓穴を掘りまくっている状態。ただ、イチがいい状態でボールを給しているおかげで甲府のプレーのほうがリズムに乗っている。


 伊藤翔、小林大悟、シュートまでもってこないFWはなんら脅威にすら感じない。


 


 後半は、使えない小林大悟に代わってこれまた使えない永井(この辺の感想には個人差があります)。対する甲府は使える片桐を投入。こうなってくると甲府のほうが選手層が厚く思えるから不思議。


 ここまでくれば先に得点したほうが勝ち。ある程度得点の方程式を有する甲府が強み。さらにはホーム。


 


 先制点はやはりマイク。イチのクロスをマイクが押し込んで待望の1点目。


 ゴール裏は、そりゃ、大騒ぎ。


 得点直後に失点する悪癖もあるものの、そこはうまくそつなく、(かどうかは別として)往なし、さらには2点目をうかがう勢い。


 


 こうなってくると、若さと稚拙な清水の悪い面が出だす。ただでさえ雑なプレーはもっと雑になる悪循環。


 攻め込まれても、結局のところ、変に突っかかりにいかなければ、相手は攻め口を探し出せなくなるし、無理にこじ開けようとするとつぶされる。1点取った後の守り方と言ったらこれほどセオリー通りのものはない。


 最後の、パウリーニョの1対1は、なぜあれがとの長嘆息。


 そして、ゲーム終了。


 へたくそ同士のこのゲーム、それでも、ちゃんと得点パターンを有する甲府に軍配。


 清水はいよいよもって重症。公式戦、9試合のうち無失点はわずか2試合のみ。そのうち1試合が福岡では参考にはなるまい。得点力不足もいかんともしがたい。


だだ、交代要員が永井と亜人夢では、今川氏真に信玄と戦えといっているようなもの。(亜人夢後援会会員の言ではないが‥)しいてあげれば、真希を入れて中盤を立て直すぐらいだけか。手元不如意も極まった感じ。


 


 小瀬では、♪君の瞳に恋してる♪がよく似合う。


無失点での勝利はやはり心地よい。


ゲーム終了後サポ仲間のある姉妹に「いっそ二股はやめたら」なんて言われもしたが、流石にそれはちょっとできない相談。「7月27日はアウスタでお待ちしてます」と返礼。


 


 で、一日経っての新聞朝刊。山日なら、「甲府先勝」とかのタイトルがつくであろうが、地元静岡新聞はこれまたなんと、カラー写真がイチと大悟が競り合うさま。これでは、どこの地方紙か分かったものではない。死んだ子の齢を数えるの気はさらさらないが、ここまで来ると‥。


 7月27日、中銀での借りはアウスタで返す気になってしまう。今度の戦闘服は、Suzuyo。うだうだしてたら、山梨へのガソリン供給止めちゃうぞ。


 なんて、思ったりもするが、その前に、リーグ戦が再び、中銀である。その時は再度、はくばくの青赤で参戦。


 どこまで行っても二股膏薬の道は続く。


 


 


          


  














































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