【サッカー 甲府】 ♪甲府が弱いというのは嘘である♪(PARTⅡ)
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太田町見付
2011年07月17日 11:19 visibility303
アウスタで、高原の劇的な逆転劇があり、ゴトビ監督以下ファミリーで楽しい楽しい勝ちロコを行っていた同時刻、小瀬中銀スタジアムでは、♪カガヤクヨゾラ♪♪マイクゴール♪♪ハッピ~バ~スディ三浦監督♪の大合唱。そして、「テル・テル・テル」テルコール。
慶事は重なるもの。福が福を呼ぶ楽しいひと時。18時台の段階では甲府の試合の観戦がそれこそtotoのマークシートの如く一番最悪のチョイスだったから。
確かに選手の動きは前節の清水戦同様活性化しており、皆が汗をかく姿が見て取れる。対するガンバは、中2日の日程のためか(それは前節のうちも同じ)、動きは緩慢なように見えたが、要所要所の抑えはきちんとしている。さらには、こんなサイドチェンジ、甲府では見たことがないとばかりの至芸すら見せてくれる。
よしんばこのゲーム引き分けでもと思わせる導入部。
ゲームは早々に動く。開始15分で一度は、はじいたボールを押し込まれて失点。そして、立て続けに、技ありのロングボールをうまい具合に左DFを、抜かれ中に放り込まれて2失点め。課題であるDFがこのゲームでも浮き彫りになった。正直ガンバ相手に前半20分で2失点はつらいな~大量失点を覚悟した刹那‥。
慶事の始まりはこのようにやってくる。マイクがヘッドで押し込みまず1点返す。これほどまでに早い時間に点を取るなど胸のすく思い。
さらには、CKを内山が決めて同点に。内山はJ1J2通算300試合を達成。自身の慶事を自身で祝うという演出をしてくれた。
ここからは両チームとも、シュートの打ち合いに。ロングボール、CKも含め互いに打ちあうものの枠をとらえきれない。
ハーフタイム、テルの500試合メモリアルVTRが流れる中、ユニホームフラッグの準備。選手入場時にユニホームフラッグをゴール裏で広げる。(昨季これで勝ったためしがないが‥)
後半冒頭より片桐を投入。積極的な流れは引き続き続く。
そして、イチのクロスをマイクが合わせてゴール~!!。するも、無情にも線審の旗が揚がる。
結局先に追加点を奪ったのはガンバ。CKからの失点。誰もマークしていない最中のヘッド。まさに前節清水の元紀のよう。まったく誰もマークしていないとこらからの失点。甲斐ゼミの講師陣でもお手あげの学習能力のなさ。
それでも、すかさず同点に。克ちゃんが得たPKをパウリーニョが決めて同点に。点数は3-3。この日はパウリーニョの誕生日。自身の慶事を自身で祝うという演出をしてくれた。
逆転はマイク。豪快なシュートで4-3とガンバを突き放す。
1点差ではこのゲーム、どう転ぶかわからない。積極的にゴールを狙うも、マイクが足がもつれたり、松橋のミドルも枠外と追加点が奪えない。
それでも、運動量でガンバを圧倒した甲府が競り勝ったゲーム。
ガンバにしてみれば、3点取って勝てないとは、それが甲府相手ではやりきれなさが募るであろう。まさに真夏の悪夢。
このゲーム、テルの記念すべきJ1 500試合出場達成試合。相手がテルが師と仰ぐ西野監督率いるガンバであるのも運命のいたずら。
そして三浦監督の誕生日、クリアビジョンに映る三浦監督の笑み。そりゃガンバに競り勝ったのはうれしいに違いない。
ただ、ガンバのコンディションが悪すぎたもの事実。DFはやはり課題山積。マークのずれポジショニングの意思統一が必要であることは再三いっていること。
でも、これほどの慶事が重なるのはそうそうないはず。カガヤクヨゾラの大合唱は久しぶりだし、ようやく夢叶う小瀬になった。
きっと今日、千塚の井筒屋、国母のいつみ家で赤飯を買う人がいるはず(な訳ないか)
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