【サッカー 甲府】 何もかも全て思いのままにここは俺たちの夢叶う小瀬♪

後半40分を回った頃から応援チャントが♪ユメカナウ♪に変わる。

エンドレスに続くチャント。マリノスの猛攻。荻の神懸り的なセーブ。短いようで長いアデッショナルタイム、延々そのチャントは続く。

何もかも全て 思いのままに ここは俺たちの 夢叶う小瀬♪

時には激しく、そして祈るように続き、主審のホイッスルとともに訪れる一瞬の静寂。

 

そして勝ち得た勝ち点1。

勝ったわけではないのに、得点シーンがあったわけではないのに、集まった皆が一応に安堵と喜びの笑顔をみせる。

 

広島が日中エスパに勝利したことから、得失点差で、首位に浮上し、マリノスは首位陥落。磐田が日中ベガルタと引き分けたが、勝ち点差は変わらず10のまま。Twitterを見れば、甲府goodjobの称賛のツイートが。それでも降格戦線に変わりはなく、ひたすら勝ち点を重ね続けるのみ。

 

八王子を16時31分に出る「スーパーあずさ」は甲府までノンストップ。首都圏は悄悄と雨が降っており肌寒い限り。麻溝運動公園陸上競技場でサッカー観戦した濡れネズミは、相模線・横浜線の車内暖房で少しは乾いた気になっても、やはりどこか湿った感触が。

車内販売のコーヒーが冷えた体を温める。

 

笹子峠を越え、大日影トンネルを抜けるとそこは、雨のかけらもない。首都圏で降っていた雨はなんだったのか。

甲府駅に降り立てば、寒さも感じない。首都圏の肌寒さはなんだったのか。

 

こんな時間にスタジアム入りするのは、ここ数年なかったこと。今日は宝くじのボードもあり、ビックフラッグはお休み。だから、開始から応援に集中。

前半のパトリックが決まっていれば違った展開になっていたかもしれないし、それはそれで、一層緊迫したゲームとなったに違いない。

前半はマリノスに仕事をさせなかっし、マリノスのエンジンのかかり具合が遅かったような気もする。ボールを持たせただかもしれないが、それにしてもシュート8本はいかにも、もったいないし非効率極まりない。それが監督のいう精度の差。

 

後半は、反対に戦術を読まれ次第に窮地に。

バウルの投入は現実的な選択。ここで平本を投入して逆にカウンターを喰らうより堅実で確実。私ならこれはアリ。だからこそ勝ち点1でOK。

 

試合終了後、行きつけの中華料理屋でサポ仲間と与太話。

日付が変わって0時に店を出れば、ちょうどクラブの倉庫に、広報のI女史ほか数名がトラックから荷物の積み下ろし作業中。

こんな遅くまでお疲れ様ですと声をかける。どこまで行っても手作り感満載のクラブ。だからこのクラブが好き。

J1残留まであと6試合で2勝1分。あと勝ち点7。

 

 

 

 

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