【サッカー 甲府】 天皇杯3回戦、やはりどちらもJ1.5リーグ

ゲームが終わって【湯乃蔵ガーデン】。スーパー銭湯だが、天然温泉でもあり、ゆったり入浴とおもいきや、連休で安近短の行楽地とみえ満員盛況。そばの球場から来た中学生であろうか、その子たちもはしゃぎ騒がしい。

入浴するのは、同業者も多い。そうレプユニを着た人たち。10月とは思えない汗ばむ陽気、汗を流して帰ろうという人たち。もし負けてたらそのような気にもなれず、ほうほうの体で甲斐に逃げ帰っていたであろう。

 

この日、連休2日めの平塚は、風が吹けば心地よいものの、太陽がさんさんと降り注ぐ。

湘南は選手バスの入場を待っての決起集会。かたや甲府は新しいチャントの練習。

どっちが良い悪いは別にして、3000人の入場者とはお寒い限り。

湘南は降格圏から脱出するためには、是が非でも甲府を叩いておきたいし、甲府も上位にいる、甲府は抜けることができないと思わせるためにも勝ちたいゲーム。

今後のリーグ戦を占う好カード、3000はちと少ない。

だから、開始からJ2のリーグ戦の様相。

 

試合のイニシアティブを終始握っていたのは湘南、走りもいいし、寄せも抜群、だだしシュートの精度はからっきし。

甲府とて同じこと。攻め込まれての防戦は、堅守の呼び声が高いのもうなずけるが、いかんせん攻め手に欠く。ボールをパトリックにボールを、集めるも肝心のパトリックが外す。

 

更には、柏が得たPKをジウシーニョが、そんなに強く蹴らなくともと、言わんばかりの宇宙開発。

こうなれば、意地のぶつかり合い。上手い下手は関係ない。

その中で生まれた三幸のミドル。

値千金とはこのこと。

 

残りの15分がとても長く感じ、湘南のパワープレーがいやらしく見える、得点を奪う為の必死さ。攻守両方いけるバウルの投入はセオリーどおり。

最後の最後まで、自陣に押し込まれる。そして終了。

 

終って見れば、湘南のシュート数は14本。対してうちは9本CKも8本にたいしうちは4本どまり。湘南の攻めの姿勢が見て取れる。

だからこそ勝ちたかったはず。でも勝ったのは甲府。苦心しての勝利、この勝ちぐせをリーグ戦でも続けてもらいたい。

 

 

 

 

 

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