【サッカー 清水】 相手に合わすなっていつもいってるだろうに

JFLを観だして、金沢にツエーゲンなるチームがあり、J2昇格を目指している事を知る。

実際に今季はホームとアウエイで2試合ゲームを見ているし、金沢でやったゲームは七尾市デーとかでお土産までもらっている。

だからではないが、アウエイ側から聞こえるパッション♪ラララララ カモン カモン ツエーゲン カモン♪に歌付きで反応してしまうエスパサポはそうそういまいて。

 

ゲーム終了後、自陣のサポの前に挨拶に行ったツエーゲンイレブン、東サイドスタンドから選手をたたえる「ツエーゲン金沢」のコール。それが自然とメインにそして西サイドに伝播する。スタジアムを包む「ツエーゲン金沢」コール。そして選手たちが西サイドにも挨拶に。コールと拍手は続く。

うちの選手がそれを遠巻きに見守っている姿は所在なさげ。

 

簡単にゲームに入れたはずなのに、自身でゲームを難しくしたつけが回ってきた証拠。

ラドンチッチには2人でケアし、ボールには全力で当たる。これに対し、うちの選手のことにハチと涼の寄せの甘さが目立つ。最近試合から遠ざかっているハチくんにはもう少し頑張ってもらいたい。

そんなこんなでツエーゲンが先制点。セットプレーからの崩しにうちが翻弄される。さらにはカウンターをくらってあわやのシーン。これはクッシーがセーブ。

主導権は間違いなくツエーゲン。動きが小気味よい。それこそ5月の会津や、7月の金沢市民サッカー場で見せたプレーとはまったく違う。逆に伸び伸びしたプレーがそこにある。

それでもATで、同点に追いつく。

 

後半も動きは変わらず、石毛と涼くんの呼吸もあわず、なんとかホンタクが入ったおかげで中盤がしまってきた。

とはいえゲームは膠着状態、まだ流れはツエーゲン。

時間ぎれ延長を覚悟したが、ホンタクからのパスをトッシーがトラップしつのシュート。これで2-1に。

 

ようやく定時で帰れると思ったAT、まさか、うちが完全に惚けていた所を綺麗に抜かれシュートされ2-2。完全に流れはツエーゲン。延長となればうちにそれほど気力があるわけでなし、敗戦は時間の問題。

 

後半ラストプレー、ラドンチッチがつなぎ、それをトッシーが冷静に決め3-2。そして終了の笛。まさにラストプレー。

 

結局はATに個人技でしか点の取れないチーム。相手がうちを研究してきたことは十分わかるしその成果が十分出たと思う。

対して、うちがツエーゲン対策をしていたかと言えば疑問符。努力しないチームにサッカーの神様はほほ笑まない。

そして、DFとクッシーの連携も今ひとつ。

 

うちの選手には、先に起こった「ツエーゲン金沢」コールがどんなものか感じ取ってほしい。勝利したのに、相手チームのコールが起こる。こればある意味ブーイングより屈辱的なこと。

そしてツエーゲンはいいゲームを見させてくれた。

でも、来季J3だったら、リスペクトはするが全力で戦うから。だっ今季ツエーゲンには一度もまけてないから。

 

 

 

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