【磐田2-清水3】 雪の鹿児島TM観戦記
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太田町見付
2011年02月14日 23:43 visibility117
今日の報道ステーション、トップニュースは全国的な大雪の話。ここ静岡は雪の白さも全くない雨。それでも一昨日の鹿児島は雪だったことを考えると、なんで静岡だけ雪にならないののかとボヤキ節の一つも呟きたくなるような心境。
さて2月の三連休は薩摩鹿児島へ出かけてきました。お目当ては、清水のキャンプ中に行われる磐田とのTM観戦。鹿児島を訪れるのは3年ぶり。前回は大河ドラマ「篤姫」ブームで沸き上がっていたころ。
木曜日に通常の勤務を終え、新幹線「ひかり」と「のぞみ」を乗りついで、日付の変わる直前にみぞれ混じりの雨の岡山に。
建国記念日に早朝の岡山を「ひかりレールスター」で出発し、博多で「つばめリレー」そして九州新幹線「つばめ」と乗り継ぎ鹿児島に到着したのがお昼。山陽路・北九州の雪や氷雨と違って曇ってはいるものの暖かさを感じる薩摩の国。午後はJRの観光列車にのりまくり。
土曜日は、建国記念日の暖かさとは変わって、雪が激しく舞う寒さ。ただ、雪は、湿った重苦しいべた雪ではなかったのが救い。触れてもすく消えるはかないもの。
鹿児島市内、鴨池陸上競技場は磐田のキャンプ地。清水は鹿児島市郊外のふれあいスポーツパーク。
本来なら、正面に桜島が望む事の出来るローケーションだが、強く振る雪で視界もなし。
ゲームは、まずトップチームが45分の2本。スタメンは以下の通り。
GK 山本
DF 平岡 太田 辻尾 ボスナー
MF 岩下 枝村 大前 小野 アレックス
FW 高原
そう、高原のワントップ。そしてボランチに王子が。
ゲームはいきなり辻尾が足を痛めピッチの外に。結局1人少ないまま、ゲーム続行。それこそ慌てふためく虚をつかれ、いきなりパスが通ってしまいあれよと言う間に決められる。
ようやく辻尾に代わり岡根が入るも、一度崩れたバランスはなかなか修正できず、バタバタして落ち着きがない。また、風が強いこともあってロングパスが使えず、小刻みなパス廻しに終始。高原から小野へ渡りゴールを奪うも、残念ながらオフサイド。
寒さと、強風が巻き、雪が降るなかのゲームはこう着状態が続き、前半はこのまま終了。
それでも後半は、少しづつ躍動感が生れ、セットプレーのこぼれ球を王子が押し込んで同点に。スタジアムには王子のダンマクもあり、また王子に向ける歓声(罵声か)に発奮したのかも。さすがに地元である。
前半全く目立ったところのなかった大前が積極的に動き、その彼が得たPKを小野がきっちり決め、逆転に成功。
勝ち越しの余韻もつかの間、きれいなロングシュートを決められ、同点に追いつかれる。
やはり体が温まったのだろうか、選手みなの動きが活発となり、ケースケのクロスをアレックスが合わせる、小野のパスを元紀が受ける、と見せ場が増えていく。
そして、ゲーム終了。結局は2-2のドローに。
最初、寒さと強風からか全くパスが通らない、息が合わない場面が多かったが、徐々に修正が加えられ、コースケも王子も、ボスナーも攻撃に加わりバリエーションが多彩に。ただ、まだ全体的にぎこちなさが目立つのは仕方のないことか。大前も前半からもっと自分を出していたらと思うことしばし。
更に王子のボランチのコンバートはある正解だったかもしれない。もともと守備攻撃ともに出来うる選手であり地元であったことから躍動感がみられた。
次に行われたのはサテライト主体の30分×2本。メンバーは練習生も多く、42、43、47、48といった背番号の選手が。それこそ、新背番号もまだ覚えきっていないのにこれはトホホな布陣。それでも、永井、真希がここで出るとは、お前らもっと奮起しろよとハッパをかけたくなる。
若さ故もっとがっつりいった展開を期待したものの、間延びしたゲームに。
雪もやみ、晴れたことから、錦江湾越しに雪化粧をした桜島が正面に。試合そっちのけで、爆発する桜島を眺めるのはやはり県外人。それこそゲームがつまらなかった証左。
さて、スコアレスで終わるかと思った試合を締めたのは背番号48の練習生。彼が押し込み勝利。試合終了後彼が、練習生六平(むさか)であったのを始めて知った。
結局、まだまだチームは始動したばかり。これから徐々に完成していくに違いない。新チームが始動したばかりの時は、幾分危機感をもっていたが、あまり悲観しなくともいいかも知れないと感じたTM。
夜はサポ仲間と鹿児島の味を堪能したのは言うまでもない。
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