ビジネス オブ フットボール 3

  • みや
    2009年10月14日 01:58 visibility67

クラブの軽薄なコントロール


 


もちろん、ピッチ上でのパフォーマンスの悪さによって、さらには、オウナーの間接的かつ軽薄なコントロールのせいで最高の条件の計画がだめになることはある。チャールトンを例に出せば、あのクラブは全体的にうまく経営がいっていたが、28年間で初めての借金約£20m(約300臆円)を出してしまった。「リスクはかなりチームのパフォーマンスによって影響され、その評価不可能加減が他のどのビジネスとも異なる」とロング氏は言う。確かに今回書いていて何度も出てくるチームのパフォーマンス(勝敗)がクラブの経営を左右するというのは間違いない。例えば、リーズユナイテッドみたいに、CL出場を目指してチーム・選手に投資してきたが、その出場を逃しただけでチームが倒産するなんてことはまれではない。CLに出場するだけでプレミアリーグの上位4チームはTV権・スポンサー・マッチデイ収入などで、どれだけ勝ち進むかによるが、600臆円は保証されると聞いた。(正確な数字は分からないのですが。。。。)


さらに、株が上がったり下がったりものすごく激しいことを考慮すれば、適切なマネジャーが誰かを判断することは容易ではない。Sam Allardyceはイングランド代表マネジャーに推薦されたが、今ではニューカッスルでの失敗期間、さらに今はブラックバーンローバーズをマネッジすることになってしまっている。


しかし、クラブのオーナーはロングタームのサクセスを手に入れるためにユースアカデミーに力を入れたり、スカウトを充実させたり、トレーニングファシリティーを良くしたり、メディカルスタッフ・栄養士・心理学士など素晴らしいスタッフをそろえたりすることができる。


例えば、Ebbsfleet Unitedは2007年から完全に経営体制を一新した。ケントのこのチームは


27,000人のファンを抱え、MyfootballClub.co.ukのウェブサイト上で£35を払ったらチームメンバーのセレクション・トランスファーに投票できるシステムをとった。利益は出なかったそうだが。。。


最初に戻るが、プレミアリーグのフットボールクラブは入場料・マーチャンダイジング・世界中からのテレビの放映権など国内外を問わずべらぼうなお金を儲けをし、他に類を見ないコマーシャル名成功を収めてきた。最近のCLをみていれば分かるが、資金豊富なクラブがまた、高額の選手にお金を投資し続けている。これは、イギリスにとって一つの産業といえるし、世界を導いていくことだって可能です。


けど、プレミアシップは実はフィナンシャルクラッシュ寸前の会社の状態に非常に似ている。というのも、セリエAやラ・リーガのクラブよりも選手の給料や移籍金に高値をつけることができるという前提の上にこの成功は成り立っており、実は借金が£3.1Bnもある!!!

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