クライマックスシリーズを阪神目線で振り返る
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ミラニスタ
2010年10月19日 12:30 visibility232
先週末に行われたセ・リーグのクライマックスシリーズ。
ものの見事に甲子園で阪神の2連敗という結果になりました。
第一戦、第二戦ともにミスが目立つ試合でした。
まずは第一戦。
3回の場面。先制した直後で、3人で終わって流れを引き込みたい場面。
ところが、1アウト後に1発を浴び同点。さらにヒット、暴投、ヒットで失点。
1発は仕方がないにしても、2点目が余計です。
しかも暴投が要因となっています。流れを自ら手放しています。
その裏に投手の能見が四球で出塁し、巨人も投手相手に四球という自滅パターンに
陥りそうになっているにも関わらず、チグハグな攻撃で無得点に終わっています。
続いて5回。今度は打球処理を誤り2塁打で3塁まで進塁を許し、失点につながっています。
その裏、能見を見限って代打を送りますが、この場面で金本。
僕はこの采配に疑問でした。1アウトランナー無しの2点差でなぜ金本なのか?
1発が欲しかったなら桜井がいます。チャンスメイクなら関本もありでしょう。
存在感だけでプレッシャーを与えられるカードを切るには、早すぎたのではないでしょうか。
結局その後訪れた満塁のチャンスも得点には結びつかず第一戦を落とします。
もう後がなくなった第二戦。この試合でもミス連発でした。
5回の場面。先発の久保が粘りのピッチングを続け、3-0とリードしての展開。
1アウト1塁からダブルプレーに切って取った当たりがエラーで1アウト1、2塁に。
その後タイムリーと犠牲フライで1点差に詰め寄られます。
ダブルプレーで終わるはずが、2失点。エラー1つで大違いです。
次に7回の場面。またもエラーが絡んで、6-2の4点差で7回裏の攻撃に
移るはずが、6-5の1点差に詰め寄られる展開。
そして止めの8回。イニングまたぎで球児投入。
クローザーをイニングまたぎで投入するのは失敗の典型パターンです。
最後は皆さんご存知の通り、2連敗で終幕です。
エラーがことごとく失点につながり、継投、選手起用も失敗に終わりました。
記録に残らないミスもちらほら見受けられました。
ミスを重ねて、負けるべくして負けた2連戦でした。
奇しくも2軍で優勝した平田2軍監督が退団し、真弓監督は続投となるようです。
リーグ優勝を逃し、CSでも連敗であっさりと敗退し、もう後がない真弓監督。
高い代償を払ってリーグの戦い方、短期決戦の戦い方を存分に学んだことでしょうから、
来年こそは教訓を活かした戦いを見せてもらいたいところです。
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- 事務局に通報しました。
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