水分補給の続き

  • taka
    2007年07月04日 23:01 visibility2331

前回の日記を見てくれた方の1人から質問が来ていたので、これも日記に上げておきます。

質問内容は「エネルゲンはハイポトニック飲料かどうか」ということです。

次から私の回答です。

一番下にある成分表がエネルゲンの成分表示です。
もう少し詳しくアイソトニックやハイポトニックについて説明すると、
100mlに対して5〜6gの炭水化物が入っているものはアイソトニック。
100mlに対して2〜3gの炭水化物が入っているものはハイポトニック。

昔からあるスポーツドリンクはだいたいアイソトニックです。
運動中の体の水分構成を無視して飲みやすい甘さを優先させた結果です。
激しい運動中にアイソトニック飲料を飲むと体がだるくなることは当時から分かってたはずなのですが、そこは利益を優先させたのでしょう。

ハイポトニック飲料が出てきたのはごく最近なので、ここ2〜3年以内に発売されたものはハイポトニック飲料が多いと思います。
このハイポトニックが台頭してきたのも甘みの少ない飲料が世間一般でこのまれるようになって、ハイポトニック飲料でもいけると判断されたからでしょう。
企業が作っているものなので、効果や人体への影響が一番ではなく、あくまでも利益優先です。
当然と言ったら当然ですが。

でもエネルゲンは単糖類という一番吸収の早い炭水化物なので、吸収自体はとても早いです。
ちなみに、ご飯などの炭水化物、ジャガイモなどのでんぷん、砂糖などの単糖類は全て炭水化物(または糖)の仲間です。吸収速度に違いがあるだけで、全て人間が活動するためのエネルギーになります。

チェックポイントは成分表示中の炭水化物の量です。
100ml中に何g入っているかを確認して購入してください。
食品であれ飲料であれ、成分表示をまず見ることが体重やコンディショニングを管理する基本です。
ちょっと気にしてみてみましょう。

●エネルギー:24kcal
●タンパク質:0g
●脂質:0g
●炭水化物:5.5g
●ナトリウム:49mg
●カリウム:20mg
●カルシウム:2mg
●マグネシウム:0.6mg
●ビタミンC:100mg
●β-カロチン:0.6mg
●ビタミンE:0.2mg
●アルギニン:200mg
●クエン酸:300mg

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