2011年2月

  • 東研作
    2011年10月09日 13:02 visibility25

今年は色んなことがあったのでこうしてメモしておくのはよいことな気がする。というわけで2月になり、外が寒いからこれは間違いなく引きこもりになることが確定と思ったので、職業訓練というものを受けに行った。

 行ってみて「やっぱり」と思ったのが給付金目当ての若手子持ち主婦と中年や老年の主婦ならびに資格浪人だらけで、「ここで何かを学び取って就職に役立てるぞー」なんて人は誰一人おらず、入学後4週間ほど誰とも口を聞くこともなく、しかもそれが自分にとって何のストレスにもなっていなかったことがなかなかに味わい深かった。
 と、思っていたのですが、やはり毎日30人からの人と会って誰とも喋らないなんてのは、ちょっと精神に異常をきたしていたようで、外に出掛けることにちょっと怖さを感じ初めていたのも確かでありました。
 たまりにたまった録画番組を見て、夕飯を作って一日が終わるというところから学校に通うことでどうにか一日の折り合いをつけられるようになったのはいいのですが、こんなことのために税金を使うのはばかばかしいので、職業訓練が仕分け事業に入って何よりでした。
 後日、その学校をやっている会社と取引をすることになったので聞いたところ、この職業訓練校の認可を受けると「笑いが止まらない」ほど儲かったらしい。何より取りっぱぐれない上に、高い高いとブーブー文句を言いながらも、生徒は自前の教科書を必ず買っていくという美味しい美味しい事業だったのだとか。
 そんな状況下で当座の金が欲しくなったところで「会社を辞めました」という報告をすると、やはり持つべきものは会社の予算をある程度手にしている知り合いだなと実感させられるようにアルバイトの口のお話がやってくる。ステルスマーケティングで5万円とか巨大メディアは金があるなあと唸らせていただき、都合20万円ほど頂戴することとなり、それまで継続していた月4万円のアルバイトと失業保険を合わせて、会社を辞めてゴロゴロしていても今までの収入を維持していけていることとなった。ありがたい話ですね。
 そんなこんなでトータルとしては少しふさぎこんだ日々を送っていたのですが、前回の日記にあるように、友人がたまたま続々と会社を辞めたため、平日の昼間から週ペースで遊び呆ける生活が始まり、こんな毎日が続けばいいなあと思っていたものの、翌3月は日本中を地獄の底に叩きつけるような震災が来るのでした。以降、次回に。

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