
熱投232球
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うめさん
2007年07月23日 22:34 visibility77
今日は一日時間が取れたので18m半をメジャーで計ってひたすら投げ込んだ。ボールを6個持っ行ってフェンスに向かって全てを投げるごとに線を引き正の字を七つちょっと投げ込んだ。拾ったり休んだりを繰り返したので二時間くらいかかった。雲ひとつない炎天下で、傍らで野球をしていた小学生の大半も途中でへばっていた。僕も90球くらいで本当にへばったがやけっぱちで投げ続けた。
先日、前出のジイさんに初見で「握りがおかしい」と指摘された。20才の頃にソフトボールをしていて手の小さい僕は三本指でボールを握るクセが付いていた。それでコントロールが付いたのでそのままにしていたが、「手が小さいので」と言う僕にジイさんは「そんなモン関係ない」と言い放った。それから球速が出ない理由のひとつかも知れないと思うようになった。握りが原因なら簡単な話だ。蘇れよ我が右腕!!!
その矯正と投げる筋力を付ける為にメチャクチャに投げ続けた。150球くらいから心なしか球が伸びてきた。
断っておくが投げ手としての僕は山なりのボールを投げるレベルではない、しかし、ボールと言うのは100キロに満たなくても真っ直ぐ飛んで来る。100キロなんてバッティングセンターでは打ち頃もいい所である。ブランクが長いので自分ではよく分からない。もっとも打者の立場から見れば時に頭に目掛けて飛んで来る僕のノーコンは迷惑千万でしかない。逆の立場なら審判に危険球退場を要求するだろう。
打者の事などまだまだ考えていないが、暑さのせいでボーっとしていたのか球速が序々に上がって来たように感じた。何よりも180球くらいから指の先にマメが出来そうな感触を感じたのがよかった。しかし200球を越えると股関節が痛くなった。少し休んで再開するが、やはりまた痛んで来た。内転筋を痛めた投手の回復が思わしくなかったりした記憶があったので300球の目標は止む無く断念した。肩はまだ行けそうだったのでそこそこ満足だ。
その後、ノックバッティングで100球振込み、バッティングセンターで40スイングした。ジャストミートは8本位だと思う。
隣のゲージのカノジョ連れの人があまり打てなかった様だった。カノジョは「フォーム変えたの?」とかツウで絶妙なフォローをしていた。彼が僕のスイングを称して「あんなメジャーリーガーみたいなスイング」と鼻で笑っているのが聞こえた。普通、褒め言葉だろそれは・・・。
バッティングセンターにはバッティングセンター選手と言う特別な人達がいる。130キロ職人と呼ぶべき面白い人達もいる。特に130キロ職人に言えるが、バッティングセンター選手の心理は「ジャストミートは勝ち、バットに当てれば引き分け、空振りは負け」と言うものである。野球のルールではファールなら大飛球もファール、当てても凡打なら一発アウトなのである。「ボールは振らず、凡打を打たずにファールで粘ってジャストミートする」と言う当たり前の事が僕の中ではすっぽり抜け落ちていた。ジャストミートよりボールを見逃したのが一番の収穫だ。
しかし、明日は体中ギシギシ言ってるんだろうなぁ・・・・。
余談だがコントロール抜群のハンカチ王子がミットを見ていない事に最近気付いた。
- 事務局に通報しました。
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