桂三枝師匠から学ぶサーブの切り返し動作、究極のタイミング

 
 
 

桂三枝師匠から学ぶ究極のタイミングとは

 三枝師匠から学ぶ究極のタイミング
サーブのパフォーマンスUPも故障率DOWNもコレで70%解決する

 

 

■桂三枝師匠の「えらっしゃ~い」きっかけでボディーターン
三枝師匠の「えらっしゃ~い!」のタイミングでボディーを回転させます。

 

※ご鑑賞にあたりましては部屋を明るくしてテレビから離れてご覧下さい

 


エグザイルのグルグルすると、

https://labola.jp/blog/user/263055/9000000000009796

ラケットフェイスは右おでこや、右側頭部に当たりそうになりますね。
ラケットフェイスが右おでこに最も近づいたとき「えらっしゃ~い」のタイミングでボディーを回転させます。カルロビッチの動画がシンプルで参考になります。


・参考動画:Ivo Karlovic in Super Slow Motion | Serve #1 | Western & Southern Open 2014

https://youtu.be/oPw1j3ydDiQ

 

・参考動画:Ivo Karlovic's amazing Serve & Catch

https://youtu.be/SmmmGm9fAcU

 

 

■サーブ攻略のラスボス ←【超重要】
ラケットはおでこを通過してもグルグルを続け、バックフェンス方向や地面方向に進み続けようとします。一方で、ボディーターンによってボディーに引っ張られてヒジが打球方向に進もうとします。

 

 

2つの相反する動きが掛け合わさることで上腕のネジれは最大に=ネジり戻しのパワー(弾性エネルギー)は最大にチャージされる。この上腕部の弾性エネルギーこそがサーブの動力源。ネジり戻しがサーブのスイングになります。ここが汽車で言えば蒸気機関。パワーの源がコレであり、まさにサーブ攻略の本丸です。こいつがラスボスなんですね。

 

○参考動画:20年間アーム投げだった男が「マルかいてポン」で劇的変化

 

運動動作には、「メイン動作」と「サブ動作」があると経験的に感じてます。重要なメインの動作を決めてしまうと、その周辺のサブ動作はメイン動作に従って勝手に最適化されてしまうことが多いです。サーブで言うと、上腕のネジれ最大フェーズがメイン動作で、これを決めてしまうと、ヒジの角度やプロネーションなどのサブ動作はメイン動作を洗練させていく過程で勝手に最適な動きを身に着けてしまいます。「コッチのが上手いことチャージできるわあ」とアレコレやってると他も上手いこといっちゃうことが多いわけです。

 

逆にこのメイン動作=ラスボスを攻略することなくサブ動作「秘技プロ ネーション」とか「90度」とかに執着したとこで効果は知れてます。サブ動作ばかりアレコレ着手してしまうと、増築だらけの旅館のように全体に統率がとれていないバラバラな動作になりがち。フォーム探しで迷子になることにも。だからラスボス攻略から着手した方が近道ですよと思ってます。が、私の属人的な経験則なので参考まで。

 

 

↑弾性エネルギーが開放されると肩の根本から指先までスパイラルが駆け上がっていく

https://youtu.be/U_u722DJu8w?t=295

 

弾性エネルギーがチャージされたら、その後はみんな大好きスイングです。

スイングはチャージされた弾性エネルギーによって自動(反射)で発動します。なので
どう振るか?ではなく、いかにチャージさせるか  がサーブ動作設計の肝なわけです。

力ずくでスイングする人には物足りないと感じるかも知れません。しかし、「オレ全然スイングしてないのに勝手にすげえサーブが飛んじゃってる」動きこそが身体に優しいスイングなのです。

 

 

この上腕部のネジれが最大になった場面を、解剖学的には上腕部の最大外旋位などと言います。
この上腕部の最大外旋位(MES)=しなり、は意図して作るものでなく、
後ろに進もうとするラケットヘッドと前へ進もうとするボディーターン
2つの相反する動きの合成によってできてしまうもの。
しならせるのはケガのもと。しなってしまうよう動きをタイミングよく合成させるのがコツ。

 

同じく、この上腕部のネジれが最大になった場面を、バイメカ的に言うとレイトコッキング・フェーズという動作期に分類されます。投球時痛を認めた選手の71%がレイトコッキング・フェーズでの痛みという調査報告も。

 

・Sports Science Labo 研究成果
http://spolabo.justhpbs.jp/contactforcesimulator.html

 

・参考動画:投球動作中のインピンジメント

↑故障率DOWNのためにも、パフォーマンスUPのためにも、やっぱりレイトコッキングフェーズがラスボスなんですね

 

 

○動きの合成が80点なふたり(ブラッシュアップのヒント)

「えらっしゃ~い」とボディーターンのタイミングがまったり曖昧ダラダラです。

お前ホンマ子供相手にダメ出しするの好きやんな。性格悪いんちゃうん? ←正解!

 

「えらっしゃ~い」まで股関節は並進運動のまま、ターン開始はギリギリまで我慢

ためてためて一気にズバッ!っとターンするのがコツ。

左足をカカト着地にするだけでスタンスが半歩伸びるからタイミングもピッタリになるはず。

右膝も遠回り気味なんで、右足から股関節までを調整したらエネルギーロスも減るはず。

ボディーターンにメリハリが出れば、天才少年のスピードはまだまだ上がります。

 

一気にズバッ!っとサンプラス 「ヘーイ天才ボーイ!マダマダ練習デース (^_-)☆」

 

 

レイトコッキングフェーズの動きを自動化すれば

ケガなく安定したパフォーマンスが発揮できて一石二鳥。お得です。

そんな理想のサーブについて考えていきます。

 

■まるでピタゴラスイッチ!?全自動サーブ究極のコツ

https://labola.jp/blog/user/263055/9000000000009818

どんな緊張した場面でも、いつもと同じサーブが打てる!
全自動サーブ究極のコツ

https://labola.jp/blog/user/263055/9000000000009818

 

 

○関連リンク先:サーブは野球少年から学べ!コーチが教えてくれないマル秘テクニック集
https://labola.jp/blog/user/263055/9000000000009770


○関連リンク先:自分の書いた「テニス」に関するブログ
https://labola.jp/user/263055/blog?tag=%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9

 

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