横浜DB物語　幻の第５１話「球拾い」

横浜DB０－２北海道日本ハム（１回表終了降雨コールド、ノーゲーム）

開始前からザーザー降り。

試合時に後方のランドマークタワーが霞がかって見えない状況は、まず無いとのこと。

１回表　北海道日本ハムの攻撃

糸井　三遊間深いところへのゴロ　ショート内野安打　無死一塁

（スローで見るとアウトっぽい）

小谷野　投前送りバント　小フライが投前のバウンドで不規則変化

投手高崎、一塁送球でアウト　一死二塁

田中賢　投手返しのライナー　高崎のグラブをはじいてセンター前へのヒット

一死一・三塁

中田　センターへの犠牲フライ　三塁走者糸井がタッチアップで本塁生還

日本ハム１点先制　二死一塁

稲葉　レフト線へふらふら上がったフライ　ラミレスの足が動かず、レフト前ヒット

二死一・三塁

陽岱鋼　初球を投げたところで「土入れろ！」とどこかから怒号。

高崎もアピールして、マウンドに砂が入る。数分間、試合中断してグラウンド整備。

試合再開後、二遊間へのゴロ、球足が速く、石川が捕れず、センター前へのヒット。

日本ハム２点目。二死一・二塁。

金子誠　カウント３－１から四球。

足元が悪く、ユニフォームも雨で重くなったのではないかと、盛田解説。

二死満塁。

鶴岡　もう画面ではっきり見える大雨に。

右中間、センターへのフライ。荒波が捕球して、３アウトチェンジ。

１回表終了。F2-0DB

これで１回裏に入る前に砂入れ、からのシートかぶせで、

４０分以上中断して、結局ノーゲームになりました。

この１回表だけダイジェストで編集されたものを見たら、

高崎めった打ちで、昨日の展開が脳裏に浮かび、

もう、単純にFとDBとの力の差を

まざまざと見せつけられて、圧倒的じゃないかと感じてしまいました。

痛々しい映像でしたよ。

結果的にこれでは、チーム打率No.1、日本ハム打撃陣の

打撃練習について、球拾いしただけではないのか？

例えるなら今日は

「あしたのジョー」の最後の試合、

対ホセ・メンドーサ戦の第３ラウンド。

ホセがジョーの攻撃を見切って、たいして動かず、簡単に攻撃、ダウンを奪う展開のところ。

ベイ的には、なんもいいところなし。でした。

中断中の森本稀哲対小谷野も、小谷野にぼろぼろにやられた、という展開になり、

そういう場外乱闘も、ベイスターズは負けなければならないのかと、

そんな役割期待が相変わらずはびこるのかと思ったわけです。

他球団に、負けてやれるやつはおらんのかと。

これを表面的にしか見ないから、

やれDBは今日も負けただの弱いだの、さらっと言うんだろうな。

まあせいぜい言っててくださいな。

横浜が弱い弱い言っているなら、

ペナントレースのせめて記者なり選手なり指導者なりになって、

毎試合見てみればいい。

今季はそんな状況でも戦わせていただいているのだよ。

へたっぴいで練習も少ないと言われながら。

これでラミレスがいなかったら、更に勝ち星が少なかったかもしれないわけで、

いいよなあ、わけのわからない資金力があるチームは。

本日の一番悲惨だった場面は、

「そら入れたぞ砂。さあ投げてみろ！」と

４人の審判に促されてマウンドに戻る高崎。

あれは脅しに映るわ。ひいき目抜きに、ちと気の毒でありました。

こういう、審判からマスコミからネットに至るまで、

負け前提の敵だらけの中で、戦力補強もままならない、

尾花前から身売り騒動球団譲渡含めた迷走から、

秋季キャンプも指導者不在や大雨など、鍛えられない３年間を続けて、

挙句の果てに前フロントが新戦力に媚びたドラフトまでやってしまい、

くじ運もなく、ほぼ高校生ドラフトという置き土産。

ラミレスが来ただなんだいいじゃないかというかもしれませんが、

ただでさえ得点力が無いのに

スレッジ、ハーパー、村田と、３枚１５０打点がごっそり抜けて

先発は育たない、入れ代わり立ち代わり状態。

それでもなお戦っているわけだよ。

やれるもんならやってみろ；；

勝てるわけがない。

いろんなチームがやれ抜けただ何だと言いまくりますが、

うち以上の悲惨さは無い。

今日は、日ハム打撃練習の球拾いを、雨の中でやっただけ。

酷だ！酷だ！！酷だ！！！