横浜DB物語 第39話「勉強の歌」
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smiles
2012年05月22日 22:24 visibility49
北海道日本ハム6-2横浜DB(札幌ドーム)
私は札幌ドームが苦手である。行ったことはないが、見ていると思う。
そもそもFの応援が苦手なのだ(嫌い、ではない。念のため)
加えて、あの球場の雰囲気は、何度となく中継で見る度に
「コンサート会場」に見えてしまうので、
圧倒されるのだ。良くも悪くも。
今季初先発の小林太志、そんな雰囲気にのまれた、ということでしょうか。
一人相撲、投内連係の拙さからの自滅を乗り越え、
昨年終盤にぐぐっと上がってきた彼の先発には期待していましたが、
いとも簡単に、逆方向打撃で崩され続けたようで、
2点先制しても、1点取られたらもう終わりだなと思っていたら、
3回であっさりひっくり返されるとは。
シュートの精度の良さの反面、球威が鳴りを潜めた感じがあったのですが、
対ベイ戦ということもあってか、予告先発の弱点か、
予想以上にポカスカ打たれちまって、
最後はスレッジでしたか。
2-5になった時点で実質終わりでした。
雰囲気にのまれて終わり。
それは置いといて、
GAORAの偏重中継は
しゃくに障るというより、
「解説者泣かせの交流戦」ですから、
要は「相手チームを知らない。なおさらにベイスターズならば中畑いじり」で
終了してしまったのは、ちと悲しいものがありました。
私も人のこといえずで、近年のパリーグはさほど見ていないので、
何とも言えませんが、
解説の立場としては何か言わなければならない上に、
偏向中継スタンスがあるためか、
とりあえず相手チームについては、
攻撃なら「進塁打中心」で語り、できていないところはけちょんけちょん、
守りについては「こういうボールがあるならもっと使えるようになる」というほめ方、
その上で困ったら、移籍その他で活躍する元チームメイトがんばれ!で、
あとは、新監督がメンタルから改善中、
と言っておけば、おさまる、くらいのイディオムでも、活用するしか術がないのだろう。
本日の水上氏も大変だったろうなと同情しつつ。
実況が悪いのだが、
解説、対戦相手のデータ、ゼロか?
本日の解説は、
中村ノリの得点圏打率すら興味なく、存じ上げなかったらしく、
「ラミレスは調子いいようですねえ」にはじまり、
ノリもそうだが、金城のようなベテランはひとくくりにして
「近年苦労してきたが、頑張っていますので」になっている。
ノリはそうだが、金城、昨季の金城の貢献度をも知らんのか。
今季の代打成功率も知らんと。
でもって田中健二郎も語れず(当たり前か、うちらでもいまひとつうまく言えんのだから)
カーブが良さげとみると「こんなボールもあるんですねえ」の上に
「これはもったいない、先発で使っていってもいいですね」
わかっているんだよ、それは。
ただ、負傷歴があるから大事に使っているんだろう?ということも
わからんか。
しょうがないか。見ていないんだから。
もう一突っ込み、いいところの指摘方法を変えてくだされば、
平素からのGAORA視聴者にも、
中畑や三浦、筒香、ラミレス以外のベイ選手が、伝わる部分あるんだけどな。
表面さらっているから
「見限ったチームへの恩返しですね」とスレッジ満塁弾を讃えたけれど、
スレッジ見限りは、どっちもどっちだったはずだがな??
それならば林だ菊池だと登板したことについては、
本当の意味での見限りなんだからさ。
ハイライト場面では、三者凡退に打ち取ったはずの林について
「走者を出した林ですが何とか抑えて」と、
もうめちゃくちゃの実況で。
要は勝ちゃあいいんだろ、的な中継スタンスは困りものでした。
とはいえ、森永卓郎さんあたりは、
そのようなスタンスこそ、ベイスターズに必要で、
「負けても熱狂的に動員できるようなファンづくりが必要」と
謳っておられるわけで。
TBSニュースバードは結果中立どころか、
佐々木氏や盛田氏のようにベイぼろくそ解説もあるわけで、
負けが混みすぎて自虐的なんだわ、結局は。
頼みはTVKだが、TVKだからな。
ラジオだが文化放送のライオンズナイターのように
「ライオンズびいきです」を謳って
やみくもな旗ふりする解説やら実況やら中継やらが欲しい。
うーん、優しすぎるし、まじめすぎるな、ベイスターズの場合は。
なんとか、どこかないかな。
昔のとんねるず起用みたいな感じで。
ジャニーズ巻き込んで、国分太一くんや今井翼くんあたりで、
ぐいぐい巻き込めないか。
TBS日曜早朝の「Oh!ベイスターズ」は、相当面白いが、
結局自虐的だもんな、まだまだ。
そういうところも、勉強せねばな。良い点だけ。
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- 事務局に通報しました。
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