横浜DB物語 第53話「僕のせいいっぱい」

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    2012年06月13日 23:09 visibility33

オリックス1-2横浜DB(京セラドーム)

 

今はこういう勝ち方しか叶わないかもしれませんが、

打つべき人が打てば、こういう勝ち方ができる。

 

中村紀洋の8回の一撃は、

京セラレフトスタンド上段、5階席?まで飛んで行った。

 

たまげたねえ~。

 

京セラドームについては、開幕三連戦をビジターで迎え、

球団初勝利を挙げた場所であり、

対オリックスの不得手をホームで止めた今、

苦手意識などをあれこれと言っている暇はなくなった。

それでも初回に先制され、

2回もアップアップの藤井が二死一・二塁のピンチを迎える。

打者山崎の打球は左中間へのライナー。

ところが、これを、レフトの一輝がダイビングキャッチでチェンジ!

 

抜けたかと思ったいい当たりでした。驚きでした。

 

スタメンで「9番・一輝」を見たとき、

投手が右のフィガロなのに、粋なことやるなあ首脳陣はと思っていたら、

先にファインプレーでチームに勢いをつけました。

その直後の打席で四球を選ぶと、荒波・石川の連打を呼んで同点!

 

そんでもって、こう着状態の8回にノリの特大弾!

 

かつての京セラ本拠地組が活躍しての1勝は、

いつも移籍していった皆さまに、さんざんやられてきたことでした。

 

それでも謙虚に

「せいいっぱいがんばりますので応援お願いします」と語る中村紀洋を

讃えるばかりです。

 

こういう場面で打ってくれることが大きい。

そこまで粘った投手陣も野手も、よく踏ん張りました。

まさに、せいいっぱいでした。

 

相手チームの状態によっては、こういう試合に持ち込んで、

勝ちに繋げることが、できることも、あるようです。

 

ひとつひとつ、進化するだけです。

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