Last29「記録と育成で何故かがんじがらめ」

  • smiles
    2012年09月06日 00:36 visibility57

横浜DB1-3東京ヤクルト(横浜スタジアム)

 

昨日、山口俊が通算100セーブを記録して、

Tシャツやらサインボールやらを売り出しますよ、

となっていますが、

 

5日先発の藤井は、残り4つで通算1000奪三振という状況での

先発。

2回に2つ三振を奪い、

3回に自らのヒットを足掛かりに1点を先制して、

さ、ここで下位打線からとるのか、

投手のロマンからとるのか、

それはちょっとなあ、

なんて思っていたところ、

 

気が付けば同点、逆転と、

何かよくわからないうちにひっくり返されてしまった。

 

で、ロマン投手はよかったのでしょう、この日も。

散発で終わってしまいました。

 

3回裏までは30分少々でトントン進んだのに、

4回以降はじりじりと、だらだらと長引いた試合で、

 

またあの現地だったのですが、

隣にベイファン1名を挟んだスワローズファン2名がいらっしゃって、

 

一塁側で遠慮気味ながら歌ったり傘さされたりして、

迷惑でした。

しまったなあと。

 

ヤクルトも怪我人が多く、若手主体になっていて、

だからか、接戦に持ち込めている、と見るのか、

藤井が悪かったなりに3点にしのいだ、と見るのか、

立場によって違うのだろう。

 

そこに個人記録、通算記録が入り込んでいる今、

ベイスターズとしては、藤井の奪三振記録以外に、

金城の通算1500安打と

ラミレスの通算2000本安打が達成可能のものとして控えている。

 

が、藤井と金城は可能性が高まっていて、

ラミレスは今の調子だとちょっと厳しいだろうと思われる。

 

それでも上記3名はベテランとしても使っていくべきなのだろうということと、

梶谷、高城を若手抜擢でスタメンで使い続ける意味合いが混ざっていて、

しかし、いい結果に繋げづらい何かがある。

 

これは単純に、勝ち星が挙がってこないという現実があるからなのだが、

 

その原因が、

調子を落としているラミレスと、

好機に代打を送られず打つ機会を保ちながら、

とうとう打率1割6分台に落ちてもなお起用され続ける7番梶谷という現実があって、

これは読売でルーキー時代の捕手山倉よりひどいのではないか?

 

1割6分7厘で、単純に6打数1安打計算。

これを下回ってもなお使い続けている。

 

これでもなお育成と言わざるを得ない。

他にいないというのもあるのだろうが、

 

球団、首脳陣は生え抜きを重視していて、

直人ではなく梶谷を使い続けているのは、

生え抜きプラス若さ、でしかない。

ううむ、梶谷へのライバルキャラが欲しい。

 

今の状態は、石川が石井琢朗に代わって使い始められた2008年後半よりひどい。

(と考えると、あの時点で、戦力外通告した意味が、いよいよわからん。早すぎたな)

 

この一点については、暗黒の思いしか出てこないのだが、

守りの不安定感では、三塁筒香も一緒で、

 

本日などは肝心なところでエラーもあり、守り負けで、1失点余計だろうと思う。

 

それでも点差を減らしてきているとは言えるのだが、

統一球対策で各球団が俊足と守りの固い選手を重視しているのに対し、

ベイはやや劣るかな。頑張ってはいるのだが、若手の球際の弱さなどを感じることがある。

 

おまけに7回の攻撃など、無死一塁渡辺直人で、

ただ打たせるだけで一塁釘付けで終わってしまうなど、何だったのだろうかというのもある。

 

いろいろフリーズしているなあ。

 

ここを突破するには、ベテラン勢に記録作っていただくしかないのだろう。

それが盛り上がりにつながるのでな。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。