Last17「どん底の時は更に掘れ」

阪神１－０横浜DB（甲子園球場）

阪神のスタメンが若手主体になっていて、

「ああ、これなら何とかなる」

なんて思うのなら、

とっくの昔に勝ち星がもっと増しているはずなので、

他と比較するなんておそれ多い。

自球団内の問題。

打撃コーチは、上も下も引責でクビだ～！

高木由一氏でさえもな。

とっとと鈴木尚典氏を復活させろ！現場の危機だ！

とは言え・・・・・・

現状のだぶり野手陣を放出したくてトレードしたくて、だとしても、

投手を他球団がそうそう手放してはくれないのだろう。

その結果膨らんだ「似たような打者ばかり」の状態、

これは読売と紙一重だと思うが、

万事空回りするねえ。ここまでだとねえ。

なにより、うちの先発が高崎だったことも要因かと。

で、また無得点で高崎を見殺しにしたのだが、

苦言を呈すなら、

７回裏か、立て続けに高城の好守で無死１塁を二死無走者までこぎつけたのに、

そこから再びヒットを打たれ、更に引退する金本にもヒットを打たれてしまう。

ここなのだ。

結果無得点にしのいでいるが、この時間が無駄であり、

あ～あという感じを増してしまう元なのだ。

引退する選手だ。

サービスしてどうする。

俺にまかせろ！と言わんばかりに、封じ込めるべきなのだ。本来は。

それがプロだろう？

権藤風に言えば「殺るか、殺られるか」だ。

甘い。

だから、１２７球、粘投、そして、またも勝ち星が付かず、という

悲運の投手っぷりに酔ってしまうことになる。

「１０敗投手」なんて友利投手コーチに自虐的に言われているようだが、

高崎の伸びしろがないのは、粘り方に尽きてしまう。

ただ、こうなるともう、完璧主義で、完全試合とかを求められてしまうからな。

それは無茶だというようなもので、

もう、高崎も、ちょっとした鬱にでもなりかねん。

鬱は経験者だから語りますが、

高崎の技量を責めたいが、責めてはいけない。

それでもよくやったとほめてやること。

こんなどん底の状況では、それしかない。

で、そんな友利の不運を含めた反省点は、

今季は加賀の使いどころがハマらなかったこと。

ここが躓いた要因。

開幕からはじまり、今日までも、関本選手にやられた印象。

今日は対関本、加賀ではないが、

肝心なところで菊地を出せず、８回の危機に山口を出すしかない

今のリリーフ事情。

その結果もまた開幕戦の焼き直し。

そして、雨天中止こそあれ、

予想通り、３連戦予定のスケジュールで阪神に勝てず、

対阪神勝ち越しもお預け。

雨天中止試合は、今季最終に回されるなら、

金本祭りで終わりだろう。

完全にはめられている。

勝たせてもらえない。公式戦なのにだ。

本当に、４７勝くらいというのが、現実味を帯びてきた。

当たりたくない予想なのだが・・・・・・。

キヨシもここまでくれば、自虐的に笑うしかないだろうなぁ。

この後のハマスタも、カープ戦。

球団がカープに了解を得て石井琢朗復刻グッズ販売と

琢朗祭りに明け暮れるようなので、

いつの間にか昨季までのビジターバンザイスタンスに戻ってしまった感がある。

勝てるわけがない。３連敗確定かと。

どこまでお人よしなんだか。

見る側としても力が抜けてしまって、

表題通りの掘るべき底も見えないんだが、

今はタダ、のろのろと、底を見つめている状態。

もう、天から何か降ってくるような奇跡でもないと、

白星など挙げられないだろう。

残念な結果である。

毎度ながらオフだけ元気な球団で、ごめんなさい。

他球団のファンの方に、申し訳なさすぎるというものだ。

恥ずかしい。

こういうことだから、シーズンオフの日記を書きたくなくなった、というのもあるのです。

何やっても、どんな補強しても、

今の調子なら、本番は同じ。

何も変わらんよ。ずうっとな。

予告先発ある限り、なおさら、な。