夕焼番長・不幸体質・堕落抑神・良薬苦口

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    2013年05月19日 11:19 visibility58

交流戦が始まってしまいました。

まずは最初の4試合を顧みるのですが、4試合、

あっという間に経ってしまいますね。

 

(39)「夕焼番長(ゆうやけばんちょう)」

 ●DB3-7E(対楽天① 横浜スタジアム 5/14)

殊勲 なし  敢闘 ブランコ   技能 大原

相手が田中将大投手で、打てるかなあどうかなあ、と思っている間に、

同点の5回に出た、ジョーンズ選手のライトへの3ランがすべて。

チーム打率、防御率など、ここまでそっくりのチーム状況の対戦相手も、

偽統一球(と言ってもいいだろう)の恩恵の本塁打としては、究極だった。

が、それと同時に、この段階でもまだ、三浦がここ一番で捉えられてしまうような、

いまいちの調子が続いているんだなあと。

見りゃわかるでしょ、ここで4.28という防御率ですから。

ましてや気候の安定しない屋外のハマスタで、しかも、飛ぶ統一球で、

となると、スピードのいまいち上がりきらない三浦が、

ちょっとコントロール乱すと本塁打につながる。

・・・・・・ううむ、予想していましたが、能力以外のハンデが多い今、

三浦にとっては苦しいシーズン、という言い方で済まされるのか、

それとも、キャリア上、いろいろ考えていく必要が出てくるのか、

暑い夏を控えた今、どう体を休めて、どう鍛えるか。

もうひと踏ん張りを望みたいのだが・・・・・・。

打線は、田中投手の完投を阻止することで精一杯。

ここへきての三連敗、というよりも、翌日は勝っておかないとな、

ハマスタだしなあ、という印象が強まった。

 

(40)「不幸体質(ふこうたいしつ)」

●DB5-7E(対楽天② 横浜スタジアム 5/15)

殊勲 なし  敢闘 中村  技能 藤江

監督の退場については、審判に言いたいことがごまんとあるわけで、

この橋本という塁審は、申し訳ないが、技術面で評判が悪く、

今季だけでパの試合で他球団の監督から何度か厳しく抗議されているのだが、

改まる気配がない。

今季だけではないのだろう。

神だから退場はないのだろうが、抗議を聴く体制が悪い審判については

審判退場、と言いたくなるのでなあ。

そのくらい、この人に限らないが、今季の「小突かれた感」を醸し出す

審判のシミュレーション行為にはうんざりする。

審判の判定が下手なら、あとでビデオ検証の上で、降格はもちろん、

罰金なり講習なり受けさせてくれよ。

運転免許証だって更新があるだろうに、

インプレー中は石ころなんだろう?

偽物の神様が多くて、興ざめする。

先日の読売戦の時は、抗議で判定覆したくせに、

うちの抗議は触れただけで退場とはな。

だから「ジャンパイア」と言われるんだろう?

どこまで保守的やねん。

スポーツの世界で公正ではない、こういうことがまかり通るから、

読売が嫌いになってしまうのだ。

 

とは言いながら、こういう事態を招いてしまう中畑監督の不幸体質は、

肉親を亡くした時に、続いて起こるわけで、

こんな展開を続けていては、自身の体にも障るだろう。

清監督、今季で辞めてしまうのではないか?という

いや~な予感めいたものを抱いてしまった。

 

高崎リリーフには納得しつつ、この肝心な場面でも打たれるかぁ、と。

小林寛もそうだが、敵のダックワース投手も乱調で、

これは審判の問題以外でも、四球が多すぎましたな。試合のテンポも悪い。

かくして、ただでさえ体に障る展開なのに、地元連敗、交流戦連敗、シーズン4連敗、と

悪い状況がこの上なく重なる、最悪のスタートとなってしまった。

せめて1勝1敗、が崩れたのは痛い。

楽天・藤田の活躍も、本人の心境を思うならなおさらで、複雑な心境であった。

 

(41)「堕落抑神(だらくするストッパー)」

●DB5-6F(対日本ハム① 横浜スタジアム 5/17)

殊勲 なし   敢闘 井納   技能 ブランコ

5連敗、5位転落、5点取って負け、相手は5エラーしているのに負け。

5並びで洒落ている暇もなく、最悪の負けの展開となってしまった。

決していい展開ではなく、急遽登板した井納がよく踏ん張って、

みんなが頑張っての勝利でもあったのだが、という予定のところ、

またも山口である。

現地にいたのですが、9回、山口登場への声援は

「頼むぞ」という祈りであり、「絶対大丈夫」という安心感ではなかった。

ですから、今浪選手に二塁打が出た時点で、

ああ、もう同点にされる、と思ったわけですし、

陽選手には走られると思ったら走られて、

2死からあと1球になっても信用していなかったところ、

肝心なところで暴投してひっくり返されてしまう。

この暴れ馬を超えた心理、メンタルの弱さには、呆れかえってしまっている。

 

思い出すだけでも、

QVCでトイレに行っている間に里崎選手にサヨナラ弾を喰らったとか、

東京ドームで坂本選手にサヨナラ弾を喰らったとか、

東京ドームの最終戦で代打逆転満塁サヨナラ弾を喰らったとか、

先日の金城のサヨナラ弾の試合も同点にされたものだし、

 

自分の記憶でこれだけドラマティックに打たれまくっている投手は

珍しい。

これでいていまだに抑えでいたわけで、

この試合、仮に同点でサヨナラ勝ちしていたとしても、

またハーラートップタイの5勝目、とか言われて、

それを避けたんかい!?と言いたくなるような、背信投球。

 

日本ハム逆転の瞬間、怒りは山口にぶつけられる。怒号。罵声。

スタンドを後にする観客。

 

で、内転筋がどうのこうのだけれど1イニング抑えますと約束してこれだったから、

と監督がコメントしたというが、

大概言わないことかもしれないが、言っていいんじゃないの?

「約束」だったからで、中畑監督ですら一度や二度じゃない。

 

ましてベイスターズファンは4年待ってこれだ。

ネットでも、とうとう山口を応援するファンでさえ庇えなくなった事態となった。

所詮はストッパーの座、当時の石井裕也から奪い取った形のあとは、

誰もいなかったことと、慢心から来た現状だろう。

彼の言い訳はもう聞きたくない。きっちり這い上がって来い!

 

と同時に、ショート石川も我慢の限界に達した。

結果が出せないなら、ほかの選手を使おう。

チームの精度を上げられそうなら、タニマチ的起用などクソ喰らえだ。

 

連日の高崎起用も含めて、最悪の展開になってしまった。

今やらないでいつやるの?

 

敗戦後、グラウンドに応援バットが幾つも投げ込まれてしまいました。

 

(42)「良薬苦口(良薬は口ににがし)」

○DB8-4F(対日本ハム② 横浜スタジアム 5/18)

殊勲 山崎  敢闘 ブランコ  技能 内村

絶望的な展開を山崎が救ったわけですが、

打線だけでも石川を外し、ノリが負傷で大事を取り、

捕手問題も難航中のまま。

加えて、粘り腰で頼みの綱である藤井もぼちぼち苦しい時期に入ったかもしれず、

その上で小杉も離脱。

藤江に安定感の連続がなく、加賀は捉えられやすくなっている。

背信の山口には出番なしどころか二軍行きだという。

せいぜい、そこそこのところで大原がいてくれることと、

暫定的に高崎をロングで引っ張るという、厳しい投手陣となった。

牛島氏の解説のとおりで、勝つには勝ったが反省点や課題が多い。

先行きは不安ばかり。

 

打って打って打ち勝つしかないが、

球場の特性を生かした補強にこそなっているものの、

飛ぶ統一球は、他球団も恩恵をこうむっているわけです。

ということは、この後、夏場になって、くたびれていく投手陣が

どの球団も増えていくなら、

さらに長い試合が増え、くたびれたり倒れたりする投手が増えていくのでは?

という懸念もある。

打ち合いで負けないようなめちゃくちゃな試合にしていくしかないのだが、

どこまでこれが続くのか。

 

君は信用していないが、山口よ、中継ぎ降格でも

投げられる喜びやありがたみを感じて、

投げる投手に戻ってこい。

それしか言えんわ、今は。

 

国吉、加賀美、何しとんねん。

 

かくして、ここまでの4試合を1勝3敗という、厳しいスタートとなってしまいました。

ここからオリックス、ソフトバンクというビジター連戦。

髙城にとっては、未知の世界の試合が続くから、リードも困難を極めるだろうし、

鶴岡だけじゃいけないのもわかる。

黒羽根はまだなのか?

 

次も苦戦を強いられようが、

広い球場が続くところを意気に感じて、

投手陣が思い切って投げてくれないだろうか。

勝機はそこにしかないのだが。

 

58勝あたりがやはり一つの限界線なのか?

あと39勝。ちと、困難に思える道のりとなってしまった。

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