ヒディンク、マジック?

  • レキ
    2008年06月19日 21:58 visibility82


政治的に独裁色が強まっているロシアに、世界でも先進的な福祉国家のスウェーデンが負けた。スポーツと政治は別だというが、これだけでも個人的にはおもしろくない。


さらに、僕はヒディンクが嫌いだ。特に説明できるほどの理由はないけれど。
もちろん彼の手腕がすばらしいのはわかるけれど。

以前日記にも書いたが、グループDを抜けるのはスペインと、スウェーデンと予想した。ロシアの監督がヒディンクで、ロシアにどんな確変が起きるか怖い思いもあった。スペインに大敗した。ギリシャに競り勝った。そしてこの試合。ロシアは前2試合と別のチームになっていた。ヒディンクだからできることなのだろう。


ロシアはダイレクトのパスを2本通し、そのパスをダイレクトでシュートという理想的な美しい流れで1点目。
ロシア前半だけで14本のシュート。普通これだけ力の差がない、個人の力ならスウェーデンのほうが上ともいえるのに、45分のうち35分はロシアのものだった。
圧倒的だ。




後半開始5分ほどでロシアに追加点。またもダイレクトパスから。
ここで勝負はついた。
以降、ボールは持つがスウェーデンに得点の決定的チャンスはなかった。




スウェーデンはロシアのプレスに屈して、ハイボール偏重になってしまった。
ロシアはスウェーデンの中盤のスペースを崩し、ゴールエリア前でもグラウンダーのダイレクトパスがつながった。

ロシアの完勝だろう。


ヒディンクは母国オランダとの準々決勝になる。これはなかなかのショーになるだろう。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。