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レーマン「読み」の勝利
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レキ
2006年07月01日 22:48 visibility83
後半早々にアジャラがCKから見事に飛びヘッドを決め、試合は動いた。
得点王候補クローゼがやはりヘッドで同点に追いつくあたりは、ドイツ人のもともと持っている気持ちの強さを表しているようだった。
ドイツ代表が1点以上奪えなかったのはアルゼンチンの徹底した守備の仕方にあったかもしれない。
シュバインシュタイガーの左サイド攻撃を、コロッチーニ、アジャラの2人がほぼ完璧に封じたのだ。
アルゼンチン代表はキーパー負傷の不運が大きかっただろう。ワールドカップのように短期で試合が続くと、交代の3人枠はさまざまな状況を考慮してフルに使われる。
その中の1枚をGKに使い、他に入った2人も守備的なメンバーとなると、追加点へのチャンスは少なかった。
PK戦になれば、蹴る以前にドイツは有利だった。
今シーズン、アーセナルで優れた活躍を見せたレーマンと、試合途中交代で入ったアルゼンチンのセカンドキーパーでは差があって当たり前だろう。
レーマンはPKで1度もはずれた反応はなく、相手のボールがすべて読みどおりに来て、見事に2本防いだ。
地元ドイツ代表は監督クリンスマン監督の采配も冴え、選手の経験値も上がり、抑えるのは難しいほど上り調子になった。
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