間違えやすい国旗対決

  • レキ
    2008年06月23日 03:50 visibility891


僕はこの大会、オランダはこれまでの伝統的な流麗なボール回しから組み立てる攻撃的な戦術を捨て、自陣ゴール前での守備を堅くしたポゼッションにこだわらないカウンターのチームになっているとみている。


一方、ロシアのヒディンクは相手によってフォーメーション、選手のスタメンを変え、いつ誰を投入するか青写真を決めている。さらに「こんなこともあろうかと」という次の一手もいつも用意している。


天候が暑くなってきているのか、クロアチアVSトルコのように、お互い動きがリーグ戦より少ない。そこには失点したくないという心理も働いているのだろうけど。


あえて言うならロシアのペースだ。今大会決まりまくっているオランダのカウンターを許さない。


後半15分、パブリチェンコの先制ゴール。サイドからのクロスが見事だった。


先制点を許した後、同点ゴールを狙い、オランダがポゼッションを高めるが、ロシアのディフェンスも必要とあらばラインを揃え、なかなか堅かった。後半20分過ぎからは、リーグ戦オランダのおかぶを奪うようにロシアがカウンターを仕掛ける。

残り5分を切って、意地でオランダ追いつくは大黒柱ニステルローイのゴール。
ここまでオランダはサイド攻撃が少ない。中央突破をはかるばかり。選手たちの視野が狭くなっていたのか。



連日の延長戦。
トルビンスキー勝ち越しゴール。難易度高し。このシュートもだが、延長からロシアは相手ゴール近くでは浮かしたパスばかりを使う。これもヒディンクの策なのか。
続いてアルシャフィンの駄目押しゴール!これで3−1。
延長で残り3分、2点差なら昨日のトルコのような逆転劇はない。





試合終了後、オランダの選手は顔つきが老けてしまった選手も見て取れた。それだけ皆走り体力の限界まで戦ったのだろう。これは両チームにいえることだけど。



自分の予想が外れるのはいいが、リーグ戦で好調なチームがここまですべて負けている。3試合目を控え選手主体のメンバーでチームによっては1週間ほど休ませているのが裏目に出ているのだろうか?




chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。