間違えやすい国旗対決
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レキ
2008年06月23日 03:50 visibility897
僕はこの大会、オランダはこれまでの伝統的な流麗なボール回しから組み立てる攻撃的な戦術を捨て、自陣ゴール前での守備を堅くしたポゼッションにこだわらないカウンターのチームになっているとみている。
一方、ロシアのヒディンクは相手によってフォーメーション、選手のスタメンを変え、いつ誰を投入するか青写真を決めている。さらに「こんなこともあろうかと」という次の一手もいつも用意している。
天候が暑くなってきているのか、クロアチアVSトルコのように、お互い動きがリーグ戦より少ない。そこには失点したくないという心理も働いているのだろうけど。
あえて言うならロシアのペースだ。今大会決まりまくっているオランダのカウンターを許さない。
後半15分、パブリチェンコの先制ゴール。サイドからのクロスが見事だった。
先制点を許した後、同点ゴールを狙い、オランダがポゼッションを高めるが、ロシアのディフェンスも必要とあらばラインを揃え、なかなか堅かった。後半20分過ぎからは、リーグ戦オランダのおかぶを奪うようにロシアがカウンターを仕掛ける。
残り5分を切って、意地でオランダ追いつくは大黒柱ニステルローイのゴール。
ここまでオランダはサイド攻撃が少ない。中央突破をはかるばかり。選手たちの視野が狭くなっていたのか。
連日の延長戦。
トルビンスキー勝ち越しゴール。難易度高し。このシュートもだが、延長からロシアは相手ゴール近くでは浮かしたパスばかりを使う。これもヒディンクの策なのか。
続いてアルシャフィンの駄目押しゴール!これで3−1。
延長で残り3分、2点差なら昨日のトルコのような逆転劇はない。
試合終了後、オランダの選手は顔つきが老けてしまった選手も見て取れた。それだけ皆走り体力の限界まで戦ったのだろう。これは両チームにいえることだけど。
自分の予想が外れるのはいいが、リーグ戦で好調なチームがここまですべて負けている。3試合目を控え選手主体のメンバーでチームによっては1週間ほど休ませているのが裏目に出ているのだろうか?
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- 事務局に通報しました。
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