日本にたりないもの

  • レキ
    2008年06月15日 23:30 visibility119


バーレーンがオマーンと引き分けてくれて、日本はワールドカップ最終予選に進出が決定した。

タイ戦は結果を見れば良かったというしかない。ワールドカップ予選なんて、結果が何よりも求められるものだから。

それでも貪欲に試合を観て、タイくらいの相手ならもっとやってほしかったことはあるな、と思ってしまう。




*サイド攻撃。
相手陣内のペナルティエリアの位置までサイドへ回っても、そこから前方にドリブルやパス交換などで出てFWへマイナスのクロスを出す場面がほとんど見られなかった。1,2度やっても成功するものではなくても、相手を崩すためには何度やっても損はない攻撃だと思う。クロスボールを相手DFがはじき出してくれれば、日本得意のCKを取れる回数も増えるわけなのだし。



*展開力のなさ。
別に創造性あふれるプレーなんて求めないけど、バックパスが多すぎ。後半はタイもDFが回すパス、攻め手に詰まってDFに回すバックパス、これらのカットを狙ってきていた。もっと強い故人能力のある国相手にああいう緩慢なプレーは命取りではないのかな。極端に言えば、後ろに回すくらいならFWめがけて放り込んだほうが危険が少ない。
相手陣内でボールを持てているときでも、近い選手にパスを出すばかりで、広い視野を持っていたのは中村俊輔と遠藤くらいだった。
松井にももっとドリブル突破を狙ってほしかった。アジアのレベルなら松井のドリブルは通用すると思うし、日本の大きな武器になると思う。







*得点の形は何でもいいんじゃないかな。
日本はセットプレーからしか点が取れないとか、FWが点を取らないとか、そういう声は大きいし、あるのも当然かもしれない。
けど、流れの中で点が取れないなら、セットプレーを増やせる攻撃をして、セットプレーからガンガン点をとるくらいにその特徴を磨いていけばいいと思う。日本代表の得点王がCBでも全然問題ないと思う。






なんだかんだ言っても、勝ってくれてうれしいんですけどね。

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