“逃した魚”運天ジョン・クレイトン(日本ハム)
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舎人
2011年03月24日 02:56 visibility5137
私は巨人ファンなので、他の球団の選手は興味が湧かない限り紹介したり、動画のアップはしないのですが、20日の試合で相手チームに非常に興味深い投手がいたので紹介します。2年目18歳の運天ジョン・クレイトン投手です。八回裏から登板して威力のあるストレートとキレのいいスライダーで巨人打線を2三振を含む三者凡退に打ち取っていました。ストレートの平均は144キロほどでしたが、1球だけ149キロを記録し、観客を驚かせていました。テイクバックの大きな投手は制球が不安定というイメージがありますが、その分ダイナミックで見ていて楽しくなります。この投げっぷりの良さは将来が楽しみです!
この運天は本当なら巨人が指名していたかもしれませんでした。昨年のドラフトで運天を指名するつもりでいたものの、目の前で日本ハムにさらわれたというのです。その時のドラフト事情が載っている「別冊野球小僧2009年ドラフト総決算号」にこんな事が書いてあります。
この時原監督が固い意思で指名をさせた土本は現在はニ軍にすらおらず、第2二軍に回されています。そして取り損ねた運天がこんな楽しみな投球を見せるとなると、原監督はなんて余計な事をしてくれたのだと今さらながら憤慨してしまいます。目の前の尺度で判断をする現場監督は余計な事は言わず、極力フロントやスカウトたちの意向に沿って欲しいものです。ドラフトは目の前の事も含めて、長期的展望に立って行われなければならないからです。
“逃した魚”は大魚かどうかは分かりません。しかし、大きく育ちつつある事は確かだと思います。それをファームファンの私は楽しみに感じ、巨人ファンの私は悔しい思いでいます。
運天ジョン・クレイトン 2011年3月20日
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