
2015年6月21日(日) イースタンリーグ 西武対巨人(南魚沼市大原運動公園野球場)
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舎人
2015年07月01日 13:45 visibility334
9日に新潟で行われた独立リーグの試合の後、
少し具合が良くなくて行動停止を余儀なくされていました。
まだ完全に良くなった訳ではないのですが、
少し良くなって来たので今日から復帰します。
ただ、しっかりとした雨が降っていますし、この球場は銀傘がありません。
観戦復帰にはいささか辛い試合になりそうです。
巨人
(8)橋本(D)隠善(4)中井(5)和田恋(6)辻(9)北(3)坂口(2)河野(7)大累(P)田口
西武
(6)外崎(8)田代(D)森本(5)山川(7)駒月(9)熊代(3)福田(4)林崎(2)藤澤(P)福倉
いつも思うけど、西武の地方試合は、どんな雨でも強行開催するよなぁ。
1人応援団氏も来ているようです。
異郷で古くからの知り合いに会ったような気分(^^)
一回表
橋本:カウント2-2から強烈なライトライナー(118キロS、108キロSw、B、B、内角ストレート)
隠善:初球レフトフライ(外角130キロ)
中井:フルカウントからショートゴロ(131キロB、135キロB、122キロB、134キロF、132キロF、外角138キロ)
三者凡退、一回表終了
橋本は熊代の背走の好捕に阻まれましたが、かなり良い当たりを放っていました。
一回裏
外崎:カウント1-2から空振り三振(120キロS、123キロF、125キロB、137キロF、内角125キロ)
田代:カウント1-2から空振り三振(136キロS、126キロS、139キロB、外角142キロ)
森本:フルカウントから投ゴロ(142キロF、138キロS、138キロB、137キロB、127キロB、126キロF、内角126キロ)
三者凡退、一回終了
田口は調子よさそうですが、かなり飛ばして投げている印象です。
二回表
和田恋:カウント0-1からショートゴロ(122キロS、外角126キロ)
辻:カウント2-0からセカンドゴロ(139キロB、121キロB、真ん中内より139キロ)
北:カウント2-0からセンターフライ(91キロB、112キロB、真ん中137キロ)
三者凡退、二回表終了
福倉はスライダーが素晴らしくキレています。
二回裏
山川:カウント1-2から捕ゴロ(108キロS、125キロB、141キロF、141キロF、140キロF、低め127キロ)
駒月:カウント1-0からいい当たりのレフトライナー(137キロB、真ん中122キロ)
熊代:カウント2-2からセカンドゴロ(141キロB、137キロB、140キロS、140キロS、141キロF、外角142キロ)
三者凡退、二回終了
駒月には真ん中に入ったスライダーをジャストミートされ、ヒヤッとしましたが、田口のそれ以外の球はほぼ完璧な投球だったと思います。コントロールが素晴らしい!
三回表
坂口:カウント2-1からショートフライ(138キロB、95キロB、117キロS、外角118キロ)
河野:初球投ゴロ(内角140キロ)
大累:カウント2-2からサードファールフライ(140キロB、136キロS、139キロB、139キロS、インハイ139キロ)
三者凡退、三回表終了
福倉の調子が良いとはいえやや淡白ですね。大累は追い込まれたからといって、明らかなボール球カットバッティングしてどうするの!
三回裏
福田:カウント1-1からショートゴロ(141キロS、140キロB、138キロ)
林崎:カウント0-1からセンター前ヒット(108キロS、真ん中高め129キロ)
藤澤:カウント0-2からレフトフライ(126キロS、124キロF、外角125キロ)
外崎:カウント1-2からサードゴロ(123キロS、136キロF、139キロB、136キロF、外角136キロ)
林崎残塁、三回終了
田口初ヒットを打たれましたが、落ち着いて後続を絶っています。成長を感じさせます。
四回表
橋本:カウント2-2から強い投ゴロ(B、113キロS、Sw、B、真ん中内より114キロ)
隠善:カウント0-1からファーストゴロエラー出塁(106キロS、外角112キロ、ベースカバーの福倉の足が離れる)
中井:カウント3-1から四球(136キロB、133キロB、134キロB、135キロS、外角119キロ)
一死一二塁
和田恋:カウント1-1からレフト前ヒット(95キロB、117キロF、真ん中内より136キロ)
一死満塁
辻:フルカウントからセカンドゴロ併殺打(118キロSw、120キロSw、138キロB、B、140キロB、低め120キロ)
四回表終了
エラーから大きなチャンスを掴みましたが、後一押しできず無得点。辻は追い込まれたながらフルカウントまで持って行きましたが、結果は最悪の併殺打でした。
四回裏
田代:初球ファーストゴロ(真ん中内より139キロ)
森本:カウント0-2からサードゴロ(120キロS、123キロBFSw、低め105キロ)
山川:初球フェンス手前の大きなレフトフライ(真ん中123キロ)
三者凡退、四回終了
山川の当たりは打った瞬間本塁打かと思わせましたが、ややバットの根っこで打ったらしく、フェンス手前で失速していました。
五回表
北:カウント1-2からレフトフライ(120キロF、138キロS、136キロB、高め96キロ)
坂口:カウント2-0からレフトフライ(92キロB、94キロB、内角136キロ)
河野:カウント1-2からセカンドゴロ(120キロB、96キロS、116キロSw、外角143キロ)
三者凡退、五回表終了
福倉は徐々に100キロ以下のスローカーブを多投するようになりました。これと120キロ前後の変化球の緩急は打者にとって実に厄介に思えます。
五回裏
駒月:カウント2-1からサードゴロ(108キロB、139キロF、141キロB、低め123キロ)
熊代:カウント2-2からライトフライ(124キロB、140キロS、142キロF、126キロB、低め141キロ)
梅田:初球ファーストゴロ(外角126キロ)
三者凡退、五回終了
田口の好投が続きます。当然のプレーと言ってしまえばそれまでなのですが、今日の和田恋のサード守備は安定していますね。過去のプレーを知らない地元のファンは「あのサードうめぇな」なんて言っています。私たちも過去の色眼鏡で見てはいけませんね。それを一番言いたい人は他ならぬ原さんなのですが・・
六回表
大累:ストレートの四球(120キロB、118キロB、113キロB、インハイ139キロ)
大累の打席で大累が二盗死
橋本:フルカウントからレフト前ヒット(116キロB、131キロB、133キロF、130キロB、116キロSw、高め89キロ)
代打岡本:フルカウントから空振り三振(138キロB、115キロB、117キロSw、138キロB、114キロSw、低め142キロ)→橋本が二盗
二死二塁
中井:カウント2-2からセンターオーバー先制タイムリー二塁打!(114キロF、120キロB、117キロSw、140キロB、真ん中120キロ)、1対0
和田恋:カウント1-2から空振り三振(96キロB、118キロSw、138キロS、120キロF、アウトロー117キロ)
中井残塁、六回表終了
中井が殊勲打!白球が前進守備の西武のセンター田代の頭上を越えていきました。
六回裏
林崎:カウント2-2からファーストゴロ(137キロS、138キロS、141キロB、140キロF、124キロB、外角140キロ)
藤澤:見逃し三球三振(141キロS、141キロS、外角142キロ)
外崎:フルカウントからショートゴロ(107キロS、140キロB、127キロB、108キロS、126キロB、124キロF、外角142キロ)
三者凡退、六回終了
味方が先制してくれたお陰で田口の躍動感が増した感じです。球威も試合序盤より上がったように思います。
七回表、投手中崎
辻:初球フェンス手前の大きなレフトフライ(真ん中135キロ)
北:カウント0-1からセカンドゴロ(133キロS、外角130キロ)
坂口:カウント1-2から空振り三振(135キロSw、134キロB、117キロS、真ん中内より127キロ)
三者凡退、七回表終了
辻の当たりは汚名返上の当たりがと思わせる惜しいものでした。
七回裏
田代:初球ライト前ヒット(真ん中121キロ)
森本:カウント1-1からレフトフライ(133キロF、133キロB、外角ストレート)
山川:カウント2-2からセンターフライ(136キロSw、F、137キロB、136キロB、134キロF、外角121キロ、完全に抜けたと思われた打球橋本走り込み倒れながら好捕の大ファインプレー!)
駒月:カウント1-2からショートゴロ(106キロSw、121キロF、136キロF、135キロB、134キロB、125キロF、低め123キロ)
田代残塁、七回終了
田口と山川の対戦は実に見応えのあるものでした。前の打席でも良い当たりを放っており、田口は非常に苦しかったと思います。山川の当たりはぐんぐん伸びフェンスにぶつかるほどでした。それを橋本が見事にキャッチしたのです!
八回表、投手中郷
河野:カウント1-2からファーストゴロ(137キロS、134キロF、134キロF、124キロB、外角133キロ)
大累:カウント2-2からセンター前ヒット(140キロB、102キロBFSw、130キロF、128キロB、127キロF、142キロF、140キロF、142キロB、低め133キロ)
橋本:フルカウントから四球(124キロB、140キロF、133キロS、129キロF、144キロB、129キロF、100キロB、125キロF、143キロF、外角141キロ)
一死一二塁
岡本:カウント1-2から空振り三振(144キロF、133キロSw、144キロB、低め135キロ)
中井:カウント1-0からショートゴロ(132キロB、外角133キロ)
二者残塁、八回表終了
岡本は二打席とも空振り三振なのですが、いずれも低めの球の見極めが出来ずにボール気味の球に手を出してしまっています。
八回裏
熊代:フルカウントから見逃し三振(B、122キロS、124キロB、139キロS、B、121キロF、内角139キロ)
梅田:カウント2-2からバットを折られショートゴロ(140キロS、141キロS、140キロB、143キロB、126キロF、内角140キロ)
林崎:カウント2-1からセカンドゴロ(143キロB、107キロB、141キロS、外角142キロ、ライトに抜けそうな当たり中井広い守備範囲!)
三者凡退、八回終了
田口は八回まで無失点で投げ切りました。これは完封を狙っているのでしょう。バックも今日は堅く守っています。後少し頑張れ!
九回表、投手松下
和田恋:初球サードゴロ(外角119キロ)
辻:初球ショートフライ(内角133キロ)
北:カウント2-2からショートファールフライ(132キロS、127キロB、123キロB、117キロS、内角130キロ)
三者凡退、九回表終了
あっさりと巨人の攻撃が終わったのは気がかりですが、後は田口の完封勝利をじっくりと見守りましょう。
九回裏
代打石川:初球センターフライ(高め107キロ)
外崎:カウント3-1からセカンドハーフライナー(122キロB、143キロF、141キロB、122キロB、外角122キロ)
代打米野:カウント2-2からライトフライ(144キロS、143キロF、128キロB、144キロB、外角142キロ)
三者凡退、試合終了、1対0で巨人の勝利!
勝ち投手田口、負け投手福倉
いやぁ見応えのある試合でした。
最終回にして田口は今日最速を連発していました。今まで田口は試合の中盤になるとバテたような投球をする事があり、試合を壊してしまうことがままありました。しかし、今日は最後まで気持ちの込められた投球だったと思います。何でも高校時代の地方予選で2日間に亘る延長戦を1人で投げきった話もある通り、スタミナは十分あるのです。おそらく今日の投球は忘れかけていた高校時代を思い出したのではないでしょうか。気持ちというものがいかに選手のパフォーマンスに影響するかを教えてくれる光景です。田口は次もこの好投を続けなければいけません。もしも、次の登板で息切れして炎上してしまったら、このスタミナ抜群の投球がまぐれということになってしまう。次回登板も頑張って欲しいと思います。
打撃陣は相変わらずイマイチながら、打つべき人が打ったということで、まずまずの印象です。中井も橋本も二軍にいるような選手ではありません。試合で結果を出すことよりも、課題を取り組むための場所としての二軍戦なのです。橋本はヒット1本だけでしたが、好守に阻まれた感じで他の打席も内容は良かったです。中井も鋭い振りでいつでも一軍に呼ばれても良い状態に感じます。ただ発信者としで事実を伝えないといけないので仕方なしに言いますが、今日の殊勲の二塁打は西武のセンター田代が目測を誤ったもので、普通ならイージーなセンターフライだったでしょう。しかし、先月までの中井は良い当たりがここごとくアウトになったりして不運の連続だったのです。それが今日のようなラッキーな出来事!運気が変わったと言うことです。これはぜひとも一軍に呼んであげて欲しい。こういった選手のツキはチームにもラッキーをもたらすものです。
復帰した岡本の打撃を見ましたが、低めの見極めがてんでできていません。まるで打てる気配がない。元々ハイボールヒッターなので、低めは苦手なのかもしれませんが、それならば目線を上げるなりの工夫をしないといけない。投手が変わっても同じ攻め方をされ、同じように討ち取られていてはいけません。
天気は試合開始と共に上がり、試合が終わると再び降り始めました。まるではるばる新潟まで駆けつけた私の頑張りに天が情けをかけてくれたかのようです。
高原のスキー場の側にある素敵な立地の球場でした。次は晴れた日に訪れてみたいと思いました。
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