平成28年10月1日(土) ファーム日本一決定戦 ソフトバンク対巨人(サンマリンスタジアム宮崎) ジャイアンツ日本一!持ってる男岡本のMVP弾!
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舎人
2016年10月20日 01:41 visibility771
ずいぶん前のことの様に思えますが、イースタン巨人が日本一になりました。録画を視聴して記録したのですが、すっかり忘れていたので遅ればせながらアップしたいと思います。
G+視聴
巨人
(6)山本(8)松本哲(7)大田(5)岡本(D)アンダーソン(4)辻(3)坂口(2)宇佐見(9)北(P)今村
ソフトバンク
(5)塚田(8)釜元(7)上林(D)カニザレス(2)斐紹(9)真砂(3)黒瀬(4)古澤(6)曽根(P)笠原
山本:ストレートの四球(B、B、B、アウトハイストレート)
松本哲:カウント2-1から投犠打(B、F、B、低め変化球)
一死二塁
大田:カウント1-2からサードゴロ(S、S、B、F、低め変化球)
岡本:カウント0-2からライトフライ(S、S、F、外角変化球)
山本残塁、一回表終了
制球に苦しむ笠原に簡単に送りバントとは工夫が足りません。笠原は一死が取れたことで生き返ってしまいました。大田岡本には内角をビシビシ突いていました。
一回裏
塚田:フルカウントから空振り三振(B、S、B、B、Sw、真ん中ストレート)
釜元:フルカウントから見逃し三振(Sw、B、B、Sw、B、真ん中カーブ)
上林:カウント1-1からショートフライ(Sw、B、真ん中低め変化球)
三者凡退、一回終了
今村はいつもよりテンポの良い投球です。集中力が伝わってくるようです。
二回表
アンダーソン:カウント1-2から空振り三振(S、B、F、F、F、アウトロースライダー)
辻:カウント1-2から空振り三振(F、F、B、インハイストレート)
坂口:ストレートの四球(B、B、B、外角ストレート)
宇佐見:見逃し三球三振(S、S、外角ストレート)
坂口残塁、二回表終了
笠原は坂口には慎重になっていましたが、他の左バッター三人には無難に打ち取っていました。
二回裏
カニザレス:カウント1-0からショートゴロ(B、外角変化球)
斐紹:カウント1-1からサードゴロ(F、B、外角変化球)
真砂:カウント1-0からサードゴロ(B、外角スライダー)
三者凡退、二回終了
この回の今村は変化球が低めに良くコントロールされ、打たせて取る安定の投球でした。岡本の所に強い打球が2つ飛びましたが、無難にさばいていました。
三回表
北:カウント3-1から四球(S、B、B、B、高めストレート)
山本:カウント0-2からライト線二塁打(S、F、真ん中やや高めストレート)
無死二三塁
松本哲:カウント1-2から空振り三振(S、B、F、アウトロー変化球ボール球)
大田:カウント3-0から左中間先制タイムリー二塁打!(B、B、B、真ん中ストレート)、2対0
投手交代笠原→巽
一死二塁
岡本:初球セカンドゴロ進塁打(外角カットボール)
二死三塁
アンダーソン:カウント1-2からサードゴロ(S、B、F、F、インロー変化球)
大田残塁、三回表終了
大田が殊勲の先制打!スリーボールナッシングから積極的に打ちに行きました。相手の笠原が舐めていたのではないかと思いますが、見事な勝負強さだったと思います。
三回裏
黒瀬:カウント1-2から右中間二塁打(Sw、B、F、外角スライダー)
古澤:初球投犠打(高めストレート)
無死三塁
曽根:初球詰まったライト前タイムリーヒット(内角ストレートキロ)、2対1
塚田:カウント2-2から死球(B、S、B、Sw、F、F、F、左肘)
一死一二塁
釜元:カウント3-1からファーストゴロ進塁打(B、F、B、B、真ん中ストレート)
二死二三塁
上林:初球センターフライ(低め変化球、松本ダッシュしてダイブキャッチの大ファインプレー!)
二者残塁、三回終了
松本がファインプレーでピンチを脱しました。球際の強さは天下一品です。今村も打たれましたが、黒瀬の二塁打は相手が上手く打ったものでしたし、曽根のタイムリーも内角を突く意味のあったものだったと思います。
四回表、投手山田
辻:カウント1-1からライトフライ(S、B、真ん中内よりストレート)
坂口:カウント1-2からセカンドフライ(B、S、Sw、外角スライダー)
宇佐見:初球ライト前ヒット(外角スライダー)
北:空振り三球三振(S、Sw、外角ストレート)
宇佐見残塁、四回終了
この回投げた山田は実績十分の投手ですが、宇佐見は甘い球を見逃さずに良く対応しました。クリーンヒット!
四回裏、投手平良
カニザレス:カウント1-2からセンター前ヒット(B、S、S、外角変化球)
斐紹:カウント1-2からセカンドゴロ(Sw、F、F、B、外角変化球)→ランナー入れ替わる
真砂:カウント1-1からファーストファールフライ(B、F、外角変化球)
黒瀬:カウント1-2からレフトフライ(B、F、F、F、F、B、真ん中変化球)
斐紹残塁、四回終了
平良は今シーズン交流戦でソフトバンク打線相手に苦労をしたそうですが、今日は低めを丁寧に突く投球で無難に抑えていました。
五回表
山本:フルカウントから四球(S、B、B、B、F、高めストレート)
松本哲:カウント0-1から投犠打(F、真ん中ストレート)
一死二塁
大田:カウント0-1からライトフライ(Sw、高めストレート)
岡本:カウント2-1から左中間タイムリー二塁打!(B、B、F、アウトロー変化球)、3対1
アンダーソン:カウント1-1からセカンドゴロ(S、B、低め変化球)
岡本残塁、五回表終了
岡本が追加点となる二塁打です。山田の投げた外角低めの非常に難しい変化球の落ち際を捉えました。正に四番の仕事です!
五回裏
古澤:カウント2-2から見逃し三振(S、B、F、B、F、F、アウトローストレート)
曽根:初球センターフライ(低め変化球)
塚田:カウント2-2から(S、B、B、F、アウトロー変化球)
三者凡退、五回終了
平良が低めを突き全く危なげない投球をしました。この投球が続けられれば連打は許さないでしょう。強いて恐いとすればローボールヒッターっぽい黒瀬かな。
六回表
辻:カウント2-0からサードファールフライ(B、B、高め変化球)
坂口:カウント1-1からショートゴロ(B、S、内角ストレート)
宇佐見:カウント2-2から空振り三振(B、S、B、S、アウトロー変化球)
三者凡退、六回表終了
山田はどうもマウンドが自分の感覚に合わなかったらしく、このイニングの間に調整をしてもらっていました。すると山田は息を吹き返したように素晴らしい投球で三者凡退です。
六回裏、投手中川、坂口→セカンド増田、サード辻、ファースト岡本
釜元:カウント3-1から四球(B、F、B、B、高めストレート)
上林:初球捕犠打(低めストレート)
一死二塁
カニザレスの打席で暴投
一死三塁
カニザレス:カウント1-1からレフト犠打(B、S、高め変化球)、3対2
斐紹:カウント1-2から見逃し三振(Sw、Sw、B、F、内角ストレート)
六回終了
ソフトバンクにノーヒットで得点をゆるしました。何とももったいない失点です!中川は素晴らしい球があるものの状況をわきまえない散漫な投球だったと思います。
七回表
北:カウント1-0からセンター前ヒット(B、低め変化球)
山本:初球サード犠打(低め変化球)
一死二塁
松本哲:カウント0-2からレフト前ヒット(F、S、外角ストレート)
投手交代山田→柳瀬
一死一三塁
大田:カウント1-1からサードタイムリー内野安打(B、F、外角ストレート)→サード塚田の本塁送球が逸れセカンドランナー北生還、4対2
→大田はセカンドへ進塁
一死二三塁
岡本:カウント0-1からレフト犠打!(S、内角ストレート)、5対2
投手交代柳瀬→嘉弥真
二死二塁
アンダーソン:初球レフトフライ(外角ストレート)
大田残塁、七回終了
巨人が追加点、ソフトバンクを突き放しました。この回も大田と岡本の2人で得点したということに意味があると思います。このまま勝てばどちらがMVPでしょう。
七回裏
真砂:カウント0-1からレフト前ヒット(S、真ん中変化球)
黒瀬:空振り三球三振(S、Sw、アウトロー変化球)
の打席で真砂が二盗死
古澤:空振り三球三振(Sw、F、アウトロー変化球)
七回終了
中川は右バッターのアウトローへ逃げて行く変化球のキレが素晴らしいですね。スクリューのようです。宇佐見の真砂の盗塁を阻止したセカンド送球も見事でした。
八回表
辻:カウント2-1からセカンド内野安打(B、S、B、外角ストレート)
増田:カウント2-2からファーストエラー出塁(B、B、S、S、高めストレート、ファースト黒瀬のグラブの下をすり抜ける)
無死一二塁
宇佐見:カウント1-0からサード犠打(B、高めストレート)
一死二三塁
北:カウント0-1からサード内野安打(F、外角変化球、サードの塚田がサードランナー辻にタッチに行ってセーフ、その後ファースト送球も投手嘉弥真がカット)
一死満塁
山本:フルカウントから浅いライトフライ(B、B、F、F、F、B、高めストレート)
松本哲:カウント0-1からショートゴロ(S、低め変化球)
三者残塁、八回表終了
もらったようなチャンスで、ここで得点すればダメ押しだったのでしょうが、なかなか押し切れませんでした。山本は満塁なのだから特に右への意識にこだわらなくても良いのではないかと思いました。
八回裏
曽根:初球ショートゴロ(外角ストレート)
塚田:カウント2-2からショートゴロ(S、B、F、B、低め変化球)
釜元:カウント2-2から空振り三振(B、S、F、B、F、アウトローストレート)
三者凡退、八回終了
中川は回を追うごとに良い投球をするようになっています。投げるごとに感覚が冴えてくるあたり、どうやら先発向きですね。
九回表、投手バリオス
大田:空振り三球三振(S、Sw、アウトロー変化球)
岡本:カウント1-1からセンターオーバー本塁打!!(S、B、低めストレート)、6対2
代打脇谷:初球ショートゴロ(外角ストレート)
辻:カウント0-1からレフト前ヒット(S、内角ストレート)→代走藤村
増田の打席で藤村が二盗死
増田:カウント1-2から途中終了(S、F、B)
九回表終了
岡本がバリオスから本塁打!低めのストレートを叩くと一直線でバックスクリーンまで伸びて行きました。フレッシュオールスターでもそうでしたが、こういった大きな舞台で力を発揮できることにこの選手の素晴らしさを感じます。いやービックリした!
九回裏、投手小山、セカンド藤村、サード辻増田
上林:カウント1-2から空振り三振(Sw、Sw、F、B、F、内角変化球)
カニザレス:カウント2-2からレフトライナー(B、Sw、Sw、B、B、外角ストレート)
斐紹:フルカウントからショートゴロ(B、S、S、B、F、B、外角ストレート)
三者凡退、試合終了、6対2で巨人の勝利!
勝ち投手平良、負け投手笠原
最後は小山がしっかりと締め巨人快勝です。これは21年ぶりの日本一だったとのことです。
おめでとうジャイアンツ!
MVPは岡本でした。岡本はフレッシュオールスターのMVPに続き、ファーム日本一決定戦でもMVPになったのでした。打って欲しい場面で期待に応えることが四番バッターの資質です。こういったことは後から教えてどうにかなるものではありません。あまり良いことが無かった今年の巨人でしたが、岡本のその天賦の才が確認できたことだけでも全く無駄ではなかったのかなと思います。
さぁ、明日はいよいよドラフトです。巨人は目先にとらわれたコマを集めるようなことをしてはいけません。以前の日記でも書きましたが、今の巨人に必要なのは将来チームの骨格=幹となるスケールのある選手だと思います。そういった点で今年のトップアマである田中正義の指名方針は納得できます。しかし、外れ1位や2位以下の指名が気になりますね。田中を外したら、まさか慶応大の加藤投手あたりを指名するんじゃ無いか⁉︎そうしたらふて寝したまま、来春まで寝込んでしまうかもしれません( ̄  ̄)
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