内海に神宮で投げさせた方が悪い!2010年
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舎人
2010年08月12日 12:49 visibility275
私は昨日の先発が内海だと予想された段階で負けを覚悟していました。
内海にとって神宮球場は鬼門なのです。
昨年の8月22日に内海の神宮球場での相性の悪さを話しましたが、
一年経ってまた同じことを話すことになりました。
だから日記のタイトルも「2010」なのです。
昨年はヤクルトが9月に入って弱っていた時期に勝ち投手になりましたが、
今年は連勝で波に乗っている中での対戦です。
内海を先発で起用したのは、台風の中で窓を開けるようなものでした。
打たれた内海は情けない限りですが、出す方も過去の相性やデータを分かっていたはず。
神宮で内海を出した監督以下首脳陣の方が悪いのです。
いや、現在の投手コーチと言うか取り巻き連中ならば、
そういった相性とデータを知らないで起用しているのかもしれません。
内海の神宮球場での登板(2006年〜)
2010年
8月11日 2回1/3 失点4 自責点4 負け投手
2009年
4月15日 4回1/3 失点4 自責点4 負け投手
8月21日 5回2/3 失点4 自責点4 負け投手
9月18日 7回 失点2 自責点2 勝ち投手 ←ヤクルト9月に入り4勝10敗と絶不調の中での勝利
2008年
5月3日 7回 失点0 自責点0
9月6日 5回2/3 失点5 自責点5 負け投手
2007年
4月28日 5回2/3 失点6 自責点6 負け投手
8月3日 7回 失点2 自責点2
9月11日 2回0/3 失点1 自責点1 負け投手
2006年
7月15日 5回2/3 失点9 自責点9 勝ち投手 ←自責点9で勝ち投手!?
8月9日 4回2/3 失点1 自責点1
10月15日 6回 失点1 自責点1 負け投手
2006年〜2010年通算
先発12回 2勝7敗 63回 失点39 自責点39 防御率5.57
これで内海は中継ぎ降格とのことですが、短いイニングて全力投球していれば、
また何か忘れたものを思い出すかもしれません。
とは言え、内海の先発起用はローテーションの都合上仕方なかった面もあります。
しかし、二番手でなんで野間口を登板させたのかは全く理解に苦しみます。
野間口は通算で防御率4.76ですが、
ことヤクルト戦に限っては防御率8.54と倍近く悪いのです。
つまり、1イニングで1点近く失点する計算で、
昨日の試合2回2/3を投げた野間口が失点を3したのもデータ通りだったのです。
野間口対ヤクルト戦登板結果
2006年
4月19日(阪ド) 5回 失点3自責点2 負け投手
5月5日(神宮) 4回 失点6自責点6
7月14日(神宮) 1回 失点0自責点0
7月15日(神宮) 1回 失点0自責点0
8月9日(神宮) 1回1/3 失点1自責点1 勝ち投手
9月27日(神宮) 0回1/3 失点2自責点2 負け投手
2007年
7月8日(神宮) 2回 失点4自責点4
9月12日(神宮) 1回 失点0自責点0
9月13日(神宮) 2回 失点0自責点0
10月2日(東ド) 3回 失点0自責点0 勝ち投手
2008年
4月12日(東ド) 0回0/3 失点2自責点2
5月4日(神宮) 5回 失点2自責点2 勝ち投手
7月1日(東ド) 3回 失点4自責点4
2009年
7月15日(神宮) 1回1/3 失点5自責点5
9月4日(東ド) 0回1/3 失点0自責点0
2010年
8月11日(神宮) 2回1/3 失点3自責点3
ヤクルト戦通算 32回2/3 自責点31 防御率8.54
全球団通算 210回 自責点111 防御率4.76
尾花さんがいなくなってからの巨人投手陣は、精神論と感覚が支配する、
なんだか一時代前の野球をするようになってしまったように感じます。
つまりは斎藤コーチを中心とするピッチングのコーチ機能が情弱で、
機能していないことに端を発しているのです。
斎藤コーチたちはコーチというよりも、
原監督のお取り巻きのお伽衆であり、子分みたいなもの。
これでは機能しないのも当たり前です。
これは仮に優勝しても巨人はコーチングスタッフを見直さなくてはいけません。
尾花さんのようなプロフェッショナルを招くのです。
とりあえず残りのシーズンは精神論や感覚では先に進まないことを悟り、
相性やデータで選手起用をして欲しいと思います。
そうしないと今の状態に歯止めが利かない。
巨人はまさに岐路に立たされました。
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