一床山(佐野市)の夕焼け・・(非野球)

  • 舎人
    2010年11月22日 03:19 visibility660


静岡にいる山仲間の友人がこの週末訪ねてきたのですが、


どうやら少し私生活に問題があるようで、なんだか元気がない。


そこで、気分転換に2人して山歩きをしてきました。


 


向かったのは栃木県佐野市校外にある三床山という335mほどの低山です。


なにしろ川口の自宅を出たのが12時過ぎだったので、


そんなに大した所には行けません。


佐野インターを降り、途中佐野ラーメンをすすり、


目指す鹿嶋神社の登山口に到着します。


ここから三床山〜二床山〜一床山と縦走ができます。


コースタイムだと一周するのに大体3時間程度なのですが、


到着したのが2時半過ぎだったので、これは少し厳しい。


4時過ぎには暗くなってしまいます。


仕方ないので三床山は端折り、二床山〜一床山と回って


下山しようということになりました。


いくら低山とはいっても、こんな日が傾き始めてからは


普通山登りなんかしません。無謀です。


しかし、いざという時用のヘッドランプや


ツェルト(簡易テント)等の登山用具一式詰めて、


笹薮の細いケモノ道のような登山道を登り始めました。


 


45分ほどで二床山の山頂です。


やや木立に囲まれておりあまり展望は利きません。


しかし、ちょうど紅葉が見頃になっていました。


谷川岳や群馬の山間部で見た紅葉には及ばないものの、


低山にしてはそれなりに美しい紅葉です。


 


そこから西にルートを取り目標の一床山を目指します。


小さい山域ながらちょっとしたアルペンチックな縦走路です。


しかもやたらと岩場が多く油断ができません。


 


そんな岩場をしばらく登り詰めると一床山の山頂に着きました。


ウワサ通り360度の大展望でした。


紅葉に映える里山の向こうに関東平野が広がっていました。




しばらく山頂でのんびりし、友人と話をしていました。


彼もこの景色を見たら幾分気分が晴れたようです。


 


しかし、すでに時計の針は4時を回っていました。


そこからアップダウンのある尾根道をひたすら下り、


なんとか5時前に元の鹿嶋神社に到着しました。


あたりはすでに真っ暗です。


駐車場で帰り支度をしていると、地元の軽トラックに乗ったおじさんが、


「こんな遅くまでどうしたの?」と声をかけてきました。


最近、熊が出没するので心配していたようでした。


暗くなることは心配していてもそれは全く無警戒!無事で良かった。


 


東京タワー程しかない山域でしたが楽しい山歩きでした。





















































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