プロ・アマ交流戦について

  • 舎人
    2009年08月31日 23:04 visibility228

学生野球憲章が改正されるそうだ。
今まで学生野球部やアマ選手とプロ野球球団やプロ選手の接触は規制されてきた。
これを禁じてきたものがこの学生野球憲章というものだ。
こんな終戦直後に作られた時代錯誤なものに野球界は今までしばられてきたのだ。
サッカー界などプロとアマに垣根なんてないどころか、
天皇杯など同じ優勝杯をプロとアマが競い合うというのに・・
それに比べ野球界はなんてドメスティックで閉鎖的な組織だったのだろうと思ってしまう。

今回この学生野球憲章が改正され、プロ野球チームと学生野球部の対外試合が解禁される。
これは本当に楽しみなことだ。
例えば六大学や東都大学の優勝チームと
プロ野球の日本一チームが試合をやることだって可能ということ。
とは言え、現実の話として、学生野球部と戦うことになるのは2軍や育成の選手たちになると思う。
今までも2軍やシリウスなどは社会人チームと交流戦を行ってきた。
しかし、私は先週も一昨日もシリウスの試合を見に行ってきたのだが、
どうも無理矢理試合を組んだんじゃないかと勘ぐりたくなるほど、
相手チームのレベルは物足りないものだった。
ルーキーや育成の選手に場数を踏ませるというのは素晴らしいことだが、
もう少し実力が近いチームでないとあまり意味のないのではないかと思っていた。
(実力を競い合ったり切磋琢磨するという意味でということ。
もちろん人事交流という意味はあると思います。)
それがレベルの高い学生野球部相手に試合ができるとなると、
がぜん、お互いの力を磨き合う意味のあるものになると思う。

なんでも11月に若手プロ選抜と大学野球日本代表の対外試合が行われるとのこと。
こういった行事がますます盛んになるといいなと手放しに喜んでしまいます。

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