今年のルーキーたちについて2010 (6) 星野真澄
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舎人
2010年12月20日 02:04 visibility860
遅れていた星野について書いてみたいと思います。
育成入団の選手ながら左の中継ぎとして立派に戦力となりました。
星野は今年のキャンプの頃から山口に似ているとの評価で騒がれていましたが、
私が実際に星野の事を目の当たりにしたのは3月9日の春期教育リーグの西武ドームでした。
その試合は西武の黄金ルーキー菊地雄星がプロ初登板と言うことで騒がれていました。
球場の外は大雪で本当に寒い試合でした。福元が西武の投手に死球を喰らったのに、
ゴールドスプレーを出されると、とんでもないといった表情で断っていたほどです。
その試合の四番手として星野は登板したのですが、打者5人に対し1安打1失点という内容。
先頭バッターをサードに慣れない伊集院の緩慢なプレーによる内野安打で出塁を許すと、
続くバッターの時にパスボール、セカンドにいるランナーを送られて一死三塁とし、
美沢に三遊間を破られるタイムリーヒットを打たれていました。
しかし、ストレートで押す投球はなかなか迫力があり、この日先発した山口や、
相手西武の雄星よりも球威を感じたほどでした。
この日の山口のMAXは139キロ、雄星は144キロだったのに対し、
星野のMAXは138キロ止まり、しかし、平均球速では負けていません。
山口も雄星もストレートの平均球速は136キロ程度だったのに対し、
星野はストレートのほとんどが137キロを超えていました。
もちろん、先発とリリーフの違いはあると思いますが、
この氷点下の酷寒の中、十分にそのポテンシャルの高さを感じさせてくれました。
2010年巨人新戦力[尾藤・神田・河野・星野] 2010年3月9日
その後、オープン戦やイースタンリーグで投げて結果を残し、
星野は4月の中旬についに一軍へ昇格します。
登板のほとんどは試合が決まった後の、大して重要でもない場面に限られていましたが、
球速は一軍に登板するようになっていよいよ本格化してきた感じがありました。
一軍に昇格する前のジャイアンツ球場ではMAXが142キロ止まりだったのに対し、
140キロ台中盤をバンバン表示しているのです。
5月23日のオリックス戦での星野の投球と球速表示を載せてみます。
2010年5月23日 対オリックス戦星野全投球 東京ドーム
六回表
山崎 (内角143キロS、 、インロー145キロF 、外角144キロF 、外角139キロB 、内角134キロサードライナー)
山本 (外角144キロS、真ん中146キロS 、真ん中スライダー見逃し三振)
坂口 (真ん中143キロS 、外角143キロB、 アウトロー128キロSw 、高め130キロレフト前ヒット )
赤田 (低め134キロF、高め137キロF 、外角142キロ空振り三振)
七回表
荒金 (高め143キロB、 アウトハイ131キロF、 低め136キロB、高め142キロ一塁フライ)
後藤 (外角138キロS、 内角ストレートB、内角147キロS、 外角143キロB、アウトロー130キロF、 高め143キロ空振り三振 )
Tー岡田 (外角135キロSw、 内角145キロF、 外角130キロセカンドゴロ )
この試合は先発の西村が打ち込まれ、0対6と大きくビハインドの中での登板でしたが、
二番手として登板した星野は力で押す素晴らしい投球を見せました。
なんとMAXは147キロに達していたのです!
さらに5月26日のソフトバンク戦では同じ東京ドームで148キロを記録!
3月に見た時よりも10キロも球速が上がっているのです。
確かに西武ドームはスピードガンが辛めのようですし、ジャイアンツ球場のスピードガンも、
今年は辛くなり、東京ドームよりも2キロ程度低く表示される気がします。
しかし、それでも星野の球速アップの説明にはなりません。
同じように今年一軍昇格してなぜか春先よりも球威が5キロ以上上がっている投手がいます。
誰かと言うとオリックスから移籍してきた高木なのですが、
星野と高木の共通点は2人ともサウスポーだということです。
この2人の球速アップをファームのそれに求めるのならば、
共通のトレーニングや共通の指導があったのではないかということが予想できます。
今年から2軍のコーチになった河本コーチがもしかしたらその鍵を握っているかもしれません。
しかし、制球力は甘く特に変化球のキレもコントロールも山口にはほど遠く、
一軍に昇格してから一か月後、調整のためにファームに落とされます。
私はこの調整中の6月5日、島田のゲームで星野をじっくりと見る事ができました。
バックネット裏から見た星野の投球はストレートも変化球も迫力がありました。
ストレートばかりが注目されていた中で、変化球を特に注目していたのですが、
右バッターに対して外角のカットボールやチェンジアップを上手く使って打ち取っていました。
星野真澄 2010年6月5日
星野は元々、左バッターよりも右バッターの方が得意としていましたが、
これは外角にこのような変化球を使えるからに他なりません。
そして左バッターに対してやや苦手にしているのは、
右バッターに有効なこれらの変化球が使えないためではないかと思います。
左バッターに対してはストレートとスライダーによる組み立てでしょうが、
あまりスライダーは精度が良くありません。
スライダーの調子が上がらず、投球が一本調子になってしまった時、
ストレートを狙い打たれ痛打されている感じがします。
その後、星野は一軍に再昇格しチームにかかせない投手になりましたが、
どうも登板を重ねるたびに打ち込まれるケースが増えてきます。
通用するのは横浜と広島くらいなもので、
他の球団には登板するたびに打ち込まれるようになってしまいました。
これはどう考えても投球フォームのクセを見抜かれたからであり、
横浜と広島はそのクセが見抜かれていなかったからだと考えられます。
そんな星野でしたがプロ初勝利に後一歩の所まで行った試合がありました。
7月18日の横浜戦、先発のオビスポに代わって四回二死から登板すると、
その次の回味方が逆転し、星野に勝ち投手の権利が転がり込んできたのです。
九回表を終わって3点リードでまず大丈夫だろうと思っていると、
抑えで登板したクルーンが大乱調!まさかの展開が待っていました。
先頭の橋本にヒットを打たれると一死後、内川・石川に連続四球で満塁にしてしまいます。
打席はハーパー・・逆転サヨナラ本塁打でした。
今年最高に悔しかった試合の1つになってしまいました。
首脳陣も選手もファンも誰もが悔しい思いをしたことでしょうが、
最も悔しい思いをしていたのは星野だったに違いありません。
8月半ばに一旦登録を抹消されるものの、ファームにおいては危なげない投球をします。
ファームで数試合中継ぎで調整すると9月の頭、三たび一軍昇格となります。
しかし、今ひとつピリッとしない投球が続いた事や、
高木が結果を残し始めたことによって、なかなか登板の機会を与えられません。
9月3日から20日まで17試合もあったのに登板は僅か3試合のみで、
またもやファームでの再調整を命ぜられます。
そしてそのまま今シーズンは一軍に昇格しないまま終わってしまいました。
今年最後に星野を見たのはイースタンの最終戦、9月25日の横浜戦でした。
以前見た時よりもテイクバックが小さくなり、
心なしリリースポイントが高くなっている気がします。
一軍でなかなか結果がでない事で、試行錯誤しているのが分かります。
星野真澄奪三振 2010年8月22日・9月25日
星野に関しては山口に続く二匹目のドジョウを狙った訳ですが、
実際はそんなに甘いものではありませんでした。
しかし、ルーキーイヤーでこれだけ投げられたのは、
十分に評価されていい事だと思います。
今回星野の事を検証するにあたって、登板した試合の結果や、
どういった場面で登板したか、どんな働きをしたかをまとめてみました。
さらに私の独自の判断でその登板で働いたかどうかを評価してみました。
2010年星野登板結果(コメント横の評価 ◎=最高の結果、◯=仕事はした、●=ダメだった、×=論外)
紅白戦
02月13日 紅組 2回 4安打1奪三振1死球1失点1自責点 先発
先発するも、一回に一死後寺内に死球、続く中井に右中間タイムリー二塁打を打たれ失点 ●
02月17日 紅組 2回 2安打2奪三振0四球0失点0自責点
1対0とリードした四回から登板し、2イニングを無失点 ◎
オープン戦
03月06日 ソフ戦◯ 1回 0安打1奪三振0四球0失点
1対0とリードした六回から登板し、三者凡退無失点 ◎
春期教育リーグ
03月09日 西武戦● 1回 2安打1奪三振0四球1失点1自責点 中継ぎ
5対7とビハインドの八回から登板するも、先頭の中田がエラーっぽいサード内野安打で出塁、バッテリーエラーが絡み一死三塁から美沢のタイムリーで失点 ●
03月13日 ハム戦△ 1回 1安打1奪三振0四球1失点1自責点 中継ぎ
2対0とリードした七回から登板するも、先頭の今成ヒットに野選が絡み尾崎の犠飛で失点 ●
オープン戦
03月17日 広島戦◯ 1回 1安打2奪三振0四球0失点
4対1とリードした八回から登板し1イニングを無失点 ◯
03月21日 横浜戦◯ 0回2/3 1安打1奪三振2四球0失点
5対3とリードした七回から登板し2つの四球を出し二死一二塁としたところで野間口に交代 ×
03月22日 横浜戦● 1回 0安打0奪三振0四球0失点
6対8とビハインドの八回から登板し1イニングを三者凡退 ◯
イースタン公式戦
03月31日 ハム戦△ 1回 0安打1奪三振1四球0失点
2対2同点の十回から登板し1イニングを投げ無失点 ◎
04月04日 楽天戦● 2回 1安打1奪三振3四球0失点
0対2とビハインドの六回からから登板し2イニングを投げ無失点 ◯
04月06日 ヤク戦◯ 1回 1安打1奪三振1四球0失点
8対5とリードした八回から登板し1イニングを無失点 ◯
4月13日 一軍登録
一軍公式戦
04月25日 広島戦◯ 1回 0安打0奪三振1四球0失点 一軍公式戦初登板
8対2と6点リードの九回表に登板、一死後小窪に四球を与えるも石原が遊ゴロ併殺で無失点 ◯
04月27日 中日戦◯ 1回 0安打1奪三振1四球0失点
8対0と8点リードの九回裏に登板、先頭の井端に四球を与えるも後続が倒れ無失点 ◯
04月28日 中日戦● 1回1/3 0安打0奪三振1四球0失点
0対4のビハインド、先発のゴンザレスが打ち込まれ、四回二死一塁の場面で登板、森野を遊ゴロ ◎
05月01日 阪神戦● 2回 1安打1奪三振1四球2失点2自責点
2対5のビハインド、先発オビスポが三回でノックアウトの後、四回から登板するも一死後投手のスタンリッジに四球、マートンに2点本塁打でプロ初失点 ●
05月18日 ハム戦● 0回1/3 1安打0奪三振1四球1失点1自責点
1対5のビハインド、先発の内海がノックアウト、五回一死二塁の場面で登板するも田中賢に四球、森本にタイムリー三塁打 ×
05月23日 オリ戦● 2回 1安打3奪三振0四球0失点
0対6のビハインド、先発の西村健がノックアウトされた六回から登板し2イニングを無失点 ◯
05月26日 ソフ戦● 0回2/3 1安打1奪三振0四球0失点
1対4のビハインド、先発のゴンザレスが打ち込まれ、四回一死一ニ塁の場面で登板するも松中に2点タイムリーニ塁打 ●
5月28日 一軍登録抹消
イースタン公式戦
05月29日 千葉戦● 3回 5安打1奪三振0四球3失点2自責点 先発
対外試合初先発だったが三回を投げていずれも先頭バッターにヒットを許す乱調 ×
06月05日 ヤク戦△ 2回 1安打1奪三振1四球0失点
2対2同点の九回から2イニングを投げ無失点 ◎
6月07日 一軍登録
一軍公式戦
06月09日 オリ戦◯ 0回1/3 0安打0奪三振1四球0失点 H
5対2と3点リードした四回途中から先発黄の後を受けて登板、一死ニ三塁から日高をセカンドゴロ、プロ初ホールド ◎
06月10日 オリ戦● 0回1/3 0安打0奪三振1四球0失点
2対4のビハインド、リリーフに失敗した越智の後を受けて登板、八回一死満塁から日高・山崎を凡退 ◎
06月12日 ソフ戦● 0回1/3 0安打0奪三振1四球0失点
0対3のビハインド、初の三連投、東野の後を受けて、八回一死走者なしから登板するもペタジーニに四球 ×
06月13日 ソフ戦● 0回1/3 0安打0奪三振0四球0失点
1対6のビハインド、四連投、早々とノックアウトされた西村の後をうけて3番手として登板、四回二死二塁から登板し、松中をサードフライ ◯
06月23日 ヤク戦● 0回2/3 0安打0奪三振1死球0失点
3対3の同点、先発の西村健がノックアウトされ、四回無死満塁から登板し1失点で切り抜ける ◯
06月26日 横浜戦◯ 1回 0安打2奪三振0四球0失点
11対2と大量リードの九回に登板し三者凡退2奪三振 ◯
06月27日 横浜戦● 1回 2安打0奪三振0四球1失点1自責点
0対3のビハインド、先発の黄の後をうけて四回から登板するも内川に本塁打 ●
06月30日 広島戦◯ 0回1/3 1安打0奪三振1四球0失点
2対2の同点、先発の西村健の後を受け、五回一死二三塁から登板するも赤松に2点タイムリー二塁打 ●
07月02日 阪神戦● 1回 3安打1奪三振0四球2失点1自責点
7対8と1点ビハインド、リリーフに失敗した越智の後を受け八回表二死二塁から登板し、桧山をレフトフライ、九回表も登板するもエラーが絡み鳥谷に2点本塁打 ●
07月03日 阪神戦● 1回1/3 2安打0奪三振2四球1失点1自責点
1対7と大量ビハインドの八回二死走者なしから登板、八回無失点もイニング跨ぎの九回2本の二塁打と四球で1失点 ●
07月06日 広島戦◯ 0回2/3 0安打0奪三振1死球0失点
4対7とビハインド、先発の西村健の後を受け、五回ニ死二塁から登板し石井に死球を与えるも無失点 ◯
07月07日 広島戦● 1回 2安打0奪三振1死球0失点
2対8と大量ビハインドの九回表に登板し、2本のヒットと死球で一死満塁にするも併殺で無失点 ◯
07月09日 中日戦● 0回1/3 1安打0奪三振1四球0失点
1対5のビハインド、リリーフに失敗した久保の後を受け、七回二死満塁から登板するも、森野に四球、和田にタイムリー ●
07月16日 横浜戦◯ 1回1/3 0安打3奪三振0四球0失点
3対4と1点ビハインドから登板、先発の内海がノックアウトされ、三回ニ死二三塁の場面で登板し藤田を三振、続く四回も三者凡退、打者4人をパーフェクト ◎
07月18日 横浜戦● 0回2/3 1安打1奪三振1四球0失点
0対3のビハインドから登板、先発のオビスポがノックアウトされ、五回一死一二塁の場面で登板しスレッジ・カスティーヨを凡退、チームが逆転しプロ初勝利目前だったが、クリーンがハーパーに逆転サヨナラ負け ◎
07月19日 ヤク戦◯ 1回1/3 1安打2奪三振1四球2失点2自責点
3対5と2点ビハインド、先発のゴンザレスに代わって、四回ニ死一塁で登板するもホワイトセルに四球、続くガイエルに3点被本塁打 ×
07月21日 ヤク戦● 0回2/3 2安打1奪三振1四球0失点
1対2とビハインド、四番手として五回一死二塁から登板し畠山にタイムリー二塁打 ●
07月27日 中日戦● 0回1/3 2安打1奪三振1四球1失点1自責点
3対5とビハインド、先発のゴンザレスに代わって四回ニ死二三塁で登板するも堂上剛に2点タイムリー、続く谷繁にも左中間タイムリー二塁打 ●
08月01日 広島戦◯ 0回1/3 0安打0奪三振0四球0失点
5対0と大量リードの場面、先発の福田に代わって、五回ニ死一ニ塁から登板し、岩本をセカンドゴロ ◎
08月06日 広島戦● 1回2/3 0安打1奪三振1四球0失点
1対4と3点ビハインド、先発のオビスポに代わって、六回一塁で登板し岩本をショートゴロ併殺打、七回も登板し無失点 ◎
08月07日 広島戦● 2回 3安打2奪三振0四球0失点
2対7と5点ビハインドの三番手として六回から登板し、2イニングを3安打されるも無失点 ◯
08月10日 ヤク戦● 0回2/3 1安打1奪三振0四球1失点1自責点
2対1とリードの場面、グライシンガーの後を受けて五回から登板するも、ホワイトセルに同点弾 ×
08月11日 ヤク戦● 0回2/3 1安打1奪三振0四球1失点1自責点
5対7と2点ビハインド、三番手として六回から登板するし、二死後ヒットと四球2つで二死満塁のピンチを招くも無失点 ◯
08月14日 横浜戦◯ 0回1/3 1安打0奪三振1四球2失点2自責点
5対0とリードした五番手として登板するも村田に被弾、スレッジに四球、一死後藤田にも四球で一打サヨナラ負けの危機を招く、最後はクルーンが打たれながらも抑える ×
8月15日 一軍登録抹消
イースタン公式戦
08月20日 ハム戦◯ 1回 0安打1奪三振0四球0失点
4対4の同点から登板し三者凡退、味方が勝ち越しプロ初勝利! ◎
08月22日 楽天戦● 0回1/3 0安打1奪三振0四球0失点
0対1の1点ビハインドの八回無死一二塁から登板し河田を空振り三振 ◎
08月26日 ヤク戦◯ 0回2/3 0安打1奪三振1四球0失点
4対1とリードした八回から登板し二死から志田に四球を出した場面で降板 ◯
08月29日 西武戦◯ 0回1/3 0安打0奪三振0四球0失点
3対3と同点で七回一死満塁から登板し、石川をファーストフライに打ち取り中里に交代 ◎
9月03日 一軍登録
一軍公式戦
09月05日 中日戦● 2回2/3 1安打1奪三振0四球0失点
1対2の1点ビハインドのニ回一死一二塁から登板し後続を凡退、三回四回も無失点 ◎
09月09日 横浜戦● 0回1/3 2安打0奪三振1四球2失点1自責点
4対8と6点ビハインドの八回から四番手として登板するも一死後内川に四球、エラーも絡み一死一二塁として上野に交代 ●
09月16日 ヤク戦● 2回2/3 2安打2奪三振2四球2失点2自責点
0対1のビハインド、五回一死一三塁から登板し、川端にタイムリー内野安打、六回も四球の後宮本に2点本塁打 ×
9月20日 一軍登録抹消
イースタン公式戦
09月21日 楽天戦● 0回0/3 1安打0奪三振0四球0失点
2対4の2点ビハインドの八回二死一塁途中から登板するも小関にヒットで降板 ●
09月25日 湘南戦◯ 1回 0安打1奪三振1四球0失点
2対1の1点リードから登板し被安打1も無失点 ◎
一軍登板評価
◎ 8試合
◯ 10試合
● 10試合
× 6試合
イースタン登板評価
◎ 6試合
◯ 3試合
● 1試合
× 1試合
その他登板評価
◎ 2試合
◯ 2試合
● 3試合
× 1試合
2010年星野一軍成績
34試合登板34回1/3 0勝0敗0セーブ 防御率3.93
2010年星野二軍成績
11試合登板12回1/3 1勝0敗0セーブ 防御率1.46
一軍ではタイトな場面で登板している訳でもないのに、2試合に1試合は働けていません。
一軍でもイースタンで登板した時のような評価にならなくてはいけません。
しかしこうやって俯瞰してみると本当に良く投げたなと感心します。
山口の抑え転向を考えると、巨人にとって左の中継ぎは最重要課題と言えます。
高木が今年後半の様な投球ができるとしても、もう一人左の中継ぎが欲しいところです。
それを金刃なりこの星野に期待するしか無いのが現状です。
星野は投げっぷりの良さは山口に引けを取りません。
投球フォームのクセを矯正するなどの課題は残りますが、
山口の後釜は星野が最も相応しいことに間違いないと思いますし、
その期待に応えてくれる事と私は思います。
時間のかかった星野についての話はこれで終わり。
これで今年の新人についても残るは神田のみになりました。
“今年の汚れは今年のうちに”“今年の新人については今年のうちに”
頑張りたいと思います。
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