【第30回全国クラブユース選手権】 佳境編 準決勝 第一試合 柏ユース-東京Vユース 


30th Copa El Japone Quantera (どなたか正しいスペイン語わかる方教えてください)


semi final

Kashiwa0-0Tokyo Verdy 1969(Colina del Mitsuzawa 17:00)
PK2-4

TV 6 ○ 2 ○ 12 ○ 7 × 11 ○
K 15 × 7 ○  5 ○ 10 × −−−



面接終わって家戻って着替えて三ツ沢行ってと35分遅刻のこのカードです。まずは両チームの布陣から。





          16 岡田(2)

5 豊嶋(2) 4 小川(3) 3 大島(3) 2★須藤(3)


      7 太田(2)   6 山中(2)


 17 山崎(1)           9 輪故(2)



     14 工藤(1)   10 山本(3)


交代
 69, 9 輪故(2)→15 武富(1)
 95, 2 須藤(3)→20 中野(3)
 95, 17 山崎(1)→8 中谷(3)



東京V

           9 征矢(2)


 14 成田(3)  22 皆川(3)  7 小林(3)



      8★奥田(2)   6 村杉(3) 


5 金沢(3) 4 古川(3) 18 吉田(2) 2 笠松(2)

           16 中根(3)


交代
 HT, 5 金沢(3)→11 エルサムニー・オサマ(3)
 51, 22 皆川(3)→10 河野(2)
 67, 9 征矢(2)→3 落合(3)
 91, 14 成田(3)→12 高橋(3)


※ 40分ハーフ、延長は10分ハーフ
  交代は5人まで、★印は主将。



前半は5分で両軍の選手と布陣をあわせるのでいっぱいいっぱいでほとんど見ていないため、ヴェルディはおそらくこうであっただろうという予想のもとで作成。後半は3バックにしてきたから本当に混乱した。



主に後半からの感想で。



試合自体は柏が持ち味を発揮したゲーム。エルゴラで絶賛されていた6番の山中真はこれぞ「レジスタ」という動きを連発。気をてらったテクニックはないがボールをもらう位置取りは半端なくうまい。「うめー」とヴェルディ側で一人ぼやいてましたwそしてすぐにショートパスで散らす。おかげで17番山崎正登の右サイドアタックが機能していました。これでヴェルディの左は半分死んでいたからね。これに高速サイドチェンジがあったら広島ユース時代の高萩洋次郎(現愛媛)クラスの選手になるかもしれない。いやいやまだ2年生。同じ千葉県のライバル千葉ユースの同学年市原秀篤同様、今後に期待大の選手。



ヴェルディは後半から3バックにして征矢智和(としかず)のワントップ、皆川翔太、エルサムニー・オサマの2シャドーで勝負に出る。小林裕紀と成田久人をウイングバックにした3-4-2-1のシステムだ。オサマが機能して柏のマークの受け渡しがずれるが連繋がイマイチ。これも山中の「散らし」の功績が大きい。右の小林は上がるが決定機に至らない。



柴田峡監督は業を煮やし、機能しないトップ下の皆川に変えてU-16でも選ばれているエースナンバーを背負う河野広貴(2年)を投入。桐蔭学園の小澤司にプレースタイルも体型(河野のほうがやや細い)も瓜二つのドリブラーなのだが、去年は弦巻健人(現東京V)に「使われる」左ウイングのドリブラーだった。今年はパスも出し成田と小林、オサマを「使う」立場に変わった。小林という優秀な右ウイングとオサマの受け方が昨年より格段にうまくなっていたため、パス、ドリブルと柏DFを脅かす。だが、シュートまで持っていけない。彼にも小澤と同じく勝負どころでのメンタルの強さが欲しいところ。



征矢は柴田監督曰く「ゴールを奪うことしか興味がない」選手らしいがそれは本当だったww全然動こうとしないスナイパー。彼がもう少しオフザボールの動きを覚えれば河野の選択肢も増えるんだけど。。。。柴田監督は征矢の個性を重視しているみたい。この日はスタミナ切れで同じくポストプレーヤーの落合広輝と交代。ここからロングボール主体の攻撃でルーズボールをヴェルディが拾い始める。2年ながらキャプテンマークを付ける奥田大二郎がアンカー役となり村杉聡史が確実に河野に預ける。これを徹底していた。



だが柏DFも素晴らしく、特に大島嵩弘、小川諒、GK岡田翔太のコーチングでワシが見た65分間で決定機という決定機を作らせなかった。攻撃は山本紘之と工藤壮人のポストプレイに山崎が絡む形が多かったがこちらも東京VのCB3人衆の吉田啓祐と古川将大、後半からは右ストッパーに入った笠松亮太の確実なマークの受け渡しで隙を与えず。ヴェルディも守備は完璧。



試合は100分戦って決着つかずのPK戦。ヴェルディGKの中根良が一本目の武富孝介のキックを右に読んでストップ。対して柏も4本目で岡田が小林の左を読んでストップしたが直後に山本が中央バーを越えてしまい失敗。100分の疲労が滲み出てしまった痛恨のミスキックでした。。。最後はオサマが中央へ思い切り蹴り込み決勝進出!



プリンスリーグでは苦戦したもののやはり大一番では勝負強いヴェルディ。昨年の高円宮を制したメンバーも数多く残っている。最後は運といえば運だがその差が顕れたのかもしれない。久々に決定機が少なくガチガチのゲームでも非常に面白かったといえるナイスゲームを魅せてもらえました!



Tomorrows Hero


東京V 10 河野 広貴


稲城の「グランデドリブラー」、はっと思わせるフェイントと足技の豊富さは見るものを楽しませてくれる。楽しみながらプレーしている点はヴェルディの源流ならではか。ワンタッチヒールパス、リフティングでのトラップなど見てて飽きが来ない。これもコーチである菊原志郎氏の影響が大きいのだろう。昨年に比べて首周りに筋肉が付いてきた。これは上半身が鍛えられてきた証拠ではないだろうか。来年も更なるフィジカルアップに努めて欲しい。



柏 6 山中 真


「レジスタ」とは彼のためにある言葉なのだろう。実際運動量はそう多くない。これはボランチの相方である7番の太田徹郎がしっかりとアンカー役を務めていたからこそだが、それでも極少の運動量で広大なスペースを作れてしまうポジショニングセンスは稀だ。そして右サイドの山崎の運動量を存分に使う。あとは筋肉を付けて中距離のロングパスとサイドチェンジを覚えもっと攻撃の彩りを増やす事が今後の課題だろう。




























































































































柏サポーターの方々。

 

少ない人数ながらも特に女性の方が頑張ってました。



「森本世代負けんな」「この夏の主役は緑の君たちだ」

アツイですねえ。そうです。森本はまだ高3なんですよね。



VERDISTA、TOKYO HEARTS、二つのULTRAが中心となって作られている様々なバンデーラ。力強いですね。


試合後のヴェルディCURVAとユースでベンチに入れなかった選手たち。ハイタッチで選手をお出迎えです。昨年の高円宮と同じく多くの選手が坊主にして気合いを入れていました。





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