日本人欧州得点王

UEFAチャンピオンズリーグが開幕し、予選リーグ2節を消化しました。
我がバルサはまずまずの発進・リヨン好調・相変わらずなインテル(笑)、など様々ですが、日本人選手も中村俊輔(セルティック)・稲本潤一(ガラタサライ)がレギュラーとして頑張っています。

世界レベルの試合で日本人が活躍すると、Jリーグとの格差というものが気になるところです。個人記録という点では『ESMゴールデンシュー・ランキング』というものが存在します。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=421821.html
リーグ格差を埋めるため、UEFAランキング上位5カ国(スペイン・イタリア・ドイツ・フランス・イングランド)でプレーしている選手については1ゴールを2ポイントとして計算しているそうです。エストニアリーグ所属の選手が12位にランクしているのを見ると、この計算式にJリーグを当てはめても良さそうです。それでも昨シーズンJ得点王はアラウージョの33ゴールなのでランク外です。

しかし、ここまできたら無理やりJ発欧州得点王(換算値)をでっち上げてしまいましょう。
Jシーズン最多得点記録は98年の中山雅史(36ゴール)です。
同年の欧州主要リーグの得点王は、
 スペイン・・・ラウル(37試合/25得点)
 イタリア・・・アモローゾ(33/22)
 ドイツ・・・プレーツ(?/23)
 フランス・・・アンデルソン(32/23)
 イングランド・・・オーウェン(30/18)
となり、2倍ルールに基づけば中山の記録をもってしても全く届かないことになります。
ところが、上記選手達は軒並み30試合以上出場しているのに対し、中山は怪我などもあり27試合出場に留まっています。仮に中山がリーグ戦フル出場していれば当時の得点ペースから行くと45得点前後まで伸びていた可能性があります。するとどうでしょう、欧州列強の得点王達と肩を並べ、あるいは上回ります。
『ゴールデンシュー・ランキング』の換算値でいけば、得点王は行かなくともベスト5には入ります。

リーグ格差を超え、世界に通用するJリーガーは意外なところにいたのです(無理)。

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