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アディショナルタイムは魔の時間・・・・・、か。
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もりさわ ゆう
2011年06月26日 01:10 visibility190
前半は、両チームとも決め手に欠いていたというか、盛り上がる場面もなくこのまま0-0で折り返すのかなぁ、と思っていたら、前半のアディショナルタイムに試合が動きました。
マルシオ選手とグランパスの千代反田選手のケガの影響で、アディショナルタイムは2分。
もう少し頑張れば0-0で折り返せる。
という思いがあったのか、その「すき」が失点に繋がった?
名古屋のケネディ選手のポストプレーも良かったし、小川選手がレッズのDFを惹きつけたのも良かったから、磯村選手のゴールが生まれた。
「相手のDFを崩してゴールを奪う」という、お手本になるようなゴールでの失点。
名古屋のDF陣を思うと、たった1点だけどかなり思い1点だと感じました。
後半、マゾーラ選手の投入で活気が出てきたのか。
ずいぶんチャンスも多くなってきたので、期待を込めて見ていました。
ただ、何しろ相手は「絶対的な守護神」の楢崎選手。
田中達也選手のキレのある反転ボレーも止められたし、原一樹選手のシュートも、神業的なセーブで防がれて、本当に1点が遠くなっていました。
ただ、楢崎選手が原選手のシュートを防いだ直後に、「×」が出てしまうほどのケガで、悔しい途中交代になって、「ひょっとしたら・・・・・。」と不謹慎ながら思いました。
しかし、時間が経過していくごとに、名古屋のDFの鉄壁さが、レッズの攻撃陣を苦しめていました。
それでも、レッズの選手は諦めていなかった。
そして、アディショナルタイムは何と何と、「異例」6分。
まだまだチャンスはある。
この梅雨時で、「異例」の5連戦。
疲れがない訳じゃない。
名古屋のDFだって綻びがあるはず。
そうは言っても、残り時間も刻々と減っていく。
ほぼ、負けを覚悟しかかった、その時。
レッズの選手のアピールが功を奏したか、それとも「勝利の女神の気まぐれ」か、判定は千代反田選手のハンドの判定で、何と何と何とPKを獲得。
GKは、途中交代の高木選手。
キッカーは、途中交代のマゾーラ選手。
このプレーで、本当の「ラストプレー」。
ドローか負けるか、どちらの選手も緊張の場面。
すると、レッズサポが、一斉にゴール裏に集結し、マゾーラ選手に勇気を与える。
そして、主審の笛が鳴る。
マゾーラ選手のシュートは、高木選手が右方向へ飛んだのをあざ笑うかのように、そのまま正面のゴールネットを揺らし、その直後タイムアップの笛。
1-1のドロー。
ほぼ負けを覚悟していただけに、グランパスの勝ち点を「2」奪い取ることが出来た、価値あるPKでした。
最後まで諦めずに戦い抜くことが出来た、1-1だと思います。
ところで、千代反田選手の頭の怪我も気になりますが、それ以上に前半のそのプレーで交代することになってしまった、マルシオ選手の様子が気になります。
次の試合で、またピッチに無事立てる事を祈っています。
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- 事務局に通報しました。
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