鹿の勢いを止めた!

今日は、前半戦の大一番とも言っていいアントラーズ戦。
今シーズン負けなしのアントラーズに対し、開幕2連敗も「東海2連戦、連勝」を含めて3連勝と、調子を上げてきたレッズ。
レッズにとっては、去年ここで敗れて優勝をさらわれた相手だけに、「あの時の借りを返したい」という思いで、今日の試合に臨んでいたと思います。

前半は、互いに譲らず緊迫感のある試合でした。
どちらかといえば、「アントラーズが仕掛けて、レッズがそれをしのぐ」という内容でした。

後半、永井選手が高原選手に代わって入ると、流れがレッズに傾きました。
49分、右サイドの山田選手からファーサイドの闘莉王選手へと渡り、それをゴール前に出すと、フリーで待ち構えた永井選手が落ち着いてゴールへ流し込んで、待望の先取点。
真っ赤に染まったスタンドは、歓喜で大盛り上がり。

しかし、ここからアントラーズが盛り返し、一方的な攻撃に防戦一方のレッズ。
再三危ない場面を迎えるも、GK都築選手の気迫のファインセーブで、ゴールを死守してアントラーズの得点を許しませんでした。
とにかく今日の都築選手は、「絶対にゴールを割らせない」という思いが伝わってきました。
小笠原選手のFKも、見事に弾き返しゴールを守り気合の雄叫び!

都築選手の再三に渡るファインセーブが、ロスタイムに報われました。

そのゴールは、アントラーズの選手交代でのゴタゴタでエアーポケット状態になってDFの集中が切れたのかミスが起き、それを見逃さなかった永井選手がボールを奪うと、GK曽ヶ端選手も置き去りにして、無人のゴールに難なく流し込んで2点目。

去年の雪辱を果たすとともに、アントラーズの連勝を止めました。

最高の勝ち方、そして最高の雰囲気で次節埼玉ダービーを迎える事になりました。

今日の試合は、永井選手のゴールも素晴らしかったけど、なんといっても都築選手の再三にわたるファインセーブがなければ、勝てなかったと思います。
そして、エンゲルス監督の的確かつ巧妙な選手交代が見事的中している事も、連勝の要因ですかね。

「勝利は何よりの良薬」と言いますが、今のレッズにはその言葉が当てはまっていますね。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。