ジズーの苦悩

  • r-7
    2006年06月20日 10:56 visibility52


4年前を思い出す。特に相手が韓国だったこともあるからか。
あの時のジズーは負傷を抱えていた。アンリもまだ若かった。
そして今回。ジズーは衰えを理由に一旦は代表を引退。しか
し予選で苦戦する代表へ復帰すると存在感を示し、本大会出
場へ導いた。アンリはプレミアで3年連続で得点王になり、
アーセナルでチャンピオンズリーグ決勝の舞台を経験し、世
界でもトップクラスのストライカーに成長した。

それでも、この2試合が4年前の大会とすごくダブって見え
るのはナゼなんだろう。これは個人的な先入観かもしれない
けど、今のチームは個の力はそれぞれ素晴らしいメンバーが
集まってるけど、チームとしての強さが感じられないような
気がしてならない。98年大会、そしてユーロ2000の印象が
未だに残ってるからかな。

アンリが序盤に先制点を奪う。けどこれもヴィルトールが少
し強引に打ちにいったシュートがミスになり、絶好の形でア
ンリへのパスとなって決めたもの。それでも形はどうであれ、
先制点を取り、アンリのW杯での初ゴールとなればフランス
にとってイイ流れになると思った。。。思ったんだけどねぇ。

流れはそれほど傾かず。ポゼッションを取って攻め続けるも
のの、どこかちぐはぐな面があったり、韓国も粘って守備を
したりで追加点が奪えない。逆に残り20分を切ったあたりか
ら、韓国お得意の最後の踏ん張りで攻め込まれ始める。そし
て80分。ついにパクチソンに同点ゴールを決められてしまう。

焦りとイライラからか攻めきれない。ロスタイムにはジズー
を下げてトレゼゲを投入するも時すでに遅し。ドローという
結果で終わってしまった。

ジズーの交代シーン。写真に映ってるようにジズーとドメニ
クの会話が無かったのも、この試合、そして今のフランス代
表の状態のような気がしてなりませんでした。まだ次の試合
で2点差以上つけて勝てば残れるはずなんで、こんな状態で
終わって欲しくないですね。






































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