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5月6日(金)雑感~守備-個か組織か?~
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FFC_19
2011年05月06日 07:22 visibility38
今週は試合ではなく練習でした。っと言っても半分以上はミニゲームでしたが…。
練習やると基本技術の低下が丸分かりです。当り前ですが練習は出来ればした方がいいですね。。
んで今日は守備について思うところがあったのでその話を。
昨今組織ではなく、[個]の強さがクローズアップされ、守備についても1対1で負けるのが悪いという風潮があります。当然[個]の力は必要であり、局面で勝つか負けるかによって得点が動くというのは間違いないし、[個]の守備力は大事だと思います。
でも何でもかんでも[個]の力に頼るのはちょっと違うし、それを守備の基本にするのは無謀だと思う訳で。
私は守備の基本はチャレンジ&カバーであり、いかに1対1の状況を作らないようにするか?を考えることだと思っています。その根底には1対1の状況は攻撃側が確実に有利との考えがあるからです。
何故有利か?攻撃側はちょっとミスしても取り返せる可能性があるけど守備側はミスが即失点に繋がることが多い。そしてロースコアゲームのサッカーは一点の持つ重みが非常に大きい。だから攻撃側はチャレンジできるけど守備側は出来ない。
なので守備においてもチャレンジ出来る環境を作ること。つまり組織で守ることが重要だと思う訳です。
んじゃ具体的にどうするか?大前提は最終ラインがさらされた状態=最終ライン対相手攻撃陣という状況を作らせないこと。
プレス開始位置の違いにより前プレか撤退かみたいに言われますが基本は複数ラインによるチャレンジ&カバーの構築でその開始位置の違いなのだと思います。どこで相手にプレスをかけてミスを誘いボールを奪うのか?その時の役割分担とされてはいけないことの共有。それが守備の基本であり組織で守るということなのだと。
それじゃ[個]の力はいらないのか?っとなるとそんなことはない訳で。いくら優秀な守備組織を構築しても一試合に何回かはDFがさらされる場面は出てきます。その時にそれを跳ね返す力は絶対に必要。ただそれだけに頼るのはあまりにも危険であり、組織力というベースにプラスαを加えるのが[個]の力なのだと私は思います。
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