肉!

ここ数日冷たい雨の日が続き、気分も冬に逆戻り・・・という貴方へ(笑)
食育シリーズ第三弾!

今回はアスリートの好物=“肉”についていろいろ書こうかと。

世界で食用とされる肉には様々な鳥獣のものが存在するが、
ここではもちろん日本全国で手軽に入手できて一般的な食材である以下の3つ、
牛肉・・・焼肉にすき焼きにステーキに、ご馳走メニューの主役!
豚肉・・・和洋中、様々なメニューに重宝するバリエーション豊かな食材!
鶏肉・・・子どもにダントツの人気、お手頃価格で家計も大助かり!
を採り上げることとする。

ではまず、全ての肉に含まれる栄養素
たんぱく質、脂質(コレステロール含む)、炭水化物、灰分と更に
ミネラル分はナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、
ビタミン類はB1、B2、B6、B12、C、K
と、こんなものか。

次に比較。
(「もも」「ロース」など部位によって数値が違うので、具体的な数字の記載はしない。
 近い部位の同量(g)という条件を前提に記載)
○エネルギー(一般でいうカロリー数)は高い順に�牛�豚�鶏
○コレステロールは高い順に�鶏�牛�豚
○アミノバランス(アミノ酸スコア)は同等でどの肉でも良好(=100)
○牛肉に多いのは鉄分(他の約3倍)と亜鉛(他の約2倍)とビタミンB12(他の約3〜4倍)
○鶏肉に多いのはビタミンK(他の約10倍)とビタミンC(他の約4倍)
○豚肉に多いのはビタミンB1(他の約10倍)、
○豚肉のみ少量のビタミンD(カルシウムの吸収を助ける作用)を含む

難しいことを書かれても・・・って人の為に解り易く書くと、
どの肉も身体の組織を作るために大変重要な栄養素(=良質のたんぱく質)を含み、
ダイエット中や美容に気を使う人には鶏肉がオススメ(ローカロリーでビタミンCも含む)、
貧血気味の人には牛肉が良く(鉄分とビタミンB12を多く含む)
滋養強壮や疲労回復に効果が高いのは豚肉(ビタミンB1を多く含みビタミンDをも含む)
ということになる。

ということで、なんちゃってアスリート一家である我が家のメニューは豚肉率が高い。

今回(昨日の夕食のメイン)は写真を撮り忘れたけど、
せっかくだから具体的なレシピも最後に紹介しておこうかな。

今回のメニューは「ポーク・チャップ」
【材料】(3人前くらいかな)
豚肉:ロース切り身120g×3枚
玉ねぎ:1個
ニンジン:1/2本
ケチャップ:大さじ4〜5杯くらい
塩コショウ:少々

【手順】
�豚肉は(できれば筋切りをして)軽く塩コショウで下味をつけておく
�ニンジンも玉ねぎも2〜3mmくらいの千切りにしておく
�中火で熱したフライパンに油を引き、まずは�を軽く炒めて別皿に取り出す
�油を引き直し、今度は�の肉を焦げ目が付く程度に中火で両面焼く
��にケチャップをからめたら�で取り出しておいた野菜を戻し、よく馴染ませる
�肉の中まで火が通ったのを確認できたら出来上がり!

補足ウンチク
たまねぎ・・・栄養素としては貧弱だが、独特の辛み成分である「硫化アリル」という成分に
        肉の臭みを消しビタミンB1の吸収をたすける効果がある。
        また、血液をサラサラにする効果もある野菜とされている。
にんじん・・・ビタミンA(厳密に言えば体内でビタミンAに変わるβカロテン)を多く含み、
       他にもビタミンCやカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富な有能野菜。

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