いろいろと遅れている

  • 和田浜
    2009年07月05日 14:06 visibility55

 ガイナーレ鳥取は7月4日、アウェイの湖南市市民グランド陸上競技場でMIOびわこ草津と対戦しました。



 JFLは折り返しで、今節から後期日程に入りました。ガイナーレ鳥取は3連敗中、対するMIOびわこ草津は4連勝中でした。その勢いの違いはウォームアップの時点から見て取れました。ガイナーレ鳥取は元気がなく、また、あまり危機感も伝わってきませんでした。MIOびわこ草津は活き活きとしていて、よく声も出ていて、意気が上がっているのが感じ取れました。大丈夫かな、と心配を抱きつつ試合開始を待っていました。



 試合が始まり、ガイナーレ鳥取の動きの悪さ、ミスの多さにがっかりしました。連敗中の3試合、観戦することができなかったのですが、実際にプレーを見て、これほどまでに状態が悪化しているとは思っていなかったです。空中分解しているようで、ほとんど組織的なプレーが成り立っていませんでした。攻撃に関しては選手としても具体的に、何を、どうして良いのか見失っているように映りました。またリスタートも遅くなっており、いまだ出しどころに困っているような様子を見ると、前期日程17試合を戦ったチームとしては厳しさを感じます。他チームが着々と進化、熟成を進めている中、ガイナーレ鳥取は遅れを取っている感が否めないです。



 結果は1-3でした。前半に2点奪われ、後半に入ってから1点返すものの、その直後に追加点を許して勝負が決まってしまいました。MIOびわこ草津の選手は懸命に足を伸ばしていましたし、ボールを得てからの攻め上がりがスムーズでした。ガイナーレ鳥取は鶴見選手が奮闘していました。攻守にわたって要所要所に絡んできます。3失点はしていますけど、最終ライン、GKシュナイダー選手はよく耐えているように思います。中盤で歯止めが利いていない分、一気に突破され、苦しい局面での対応が多いです。攻めるのにも守るのにも中盤の機能回復が求められます。



 これでガイナーレ鳥取は4連敗となりました。失速が続いています。開き直り、一生懸命になって取り組んで欲しいです。とにかく諦めないことだと思います。

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